Mr.Childrenのタイアップ曲で夏の清涼飲料水のCMソングになったのって2つあるんですよね。ミスチルの爽やかさは清涼飲料水にピッタリだ。1つは誰でも知ってそうな「イノセントワールド」もう1つが今回取り上げる「未来」なんです!綾瀬はるかが自転車乗ったり海に飛び込んでみたり青春丸出しのCMでした。2005年のポカリスエットだったかな?
未来のタイアップ結構長かったよな。冬場にお風呂に入ってる綾瀬はるかのCMバージョンもあったような…
ミスチルって爽やかな曲調でも人間の弱みとか恥部を晒しながらも全体的には完成度の高い楽曲に仕上げるから素晴らしいよね。『イノセントワールド」もよく聞くと振られた情け無い様とか周りに合わせ過ぎて自分を見失なってる凡人のみっともなさを受け入れながらも希望を持たせる楽曲に仕上げている。
この「未来」もそんな楽曲です。Aメロとサビの雰囲気が違いすぎて王道だった「イノセントワールド」と違い、その辺りちょっと攻めてきたなと思わせます。
「生きてる理由なんてない
だけど死にたくもない」
と高らかに歌い上げる。桜井和寿この時確か35歳やで。こんな達観した30代おるか?多分前世はめちゃくちゃ徳を積んでますな。そしてこう続く。
「生まれたての僕らの前にはただ
果てしない未来があって
それを信じてれば何も恐れずにいられた」
小学生の頃、明日はどんな日やろ?とか10年後どうなるかとか一切考えてなかったな。確かに何も恐れずにいた。ていうか夢中で日々を過ごしてたな。自我が目覚めるまでは…
「そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
信じたくなくて目を閉じて過ごしている」
アイタタ…🤕痛いとこを突きおるわい。ただ何となく流れに任せて自分のやりたい事とかホンマに成し遂げたい事にフタをして生きてはいないか?問い掛けてるような気がする。というか警告を促してる。
だけど、この楽曲は最後に希望で締め括りをしてる。何かアクションを起こしたら冴えない未来も塗り替えられると高らかに歌い上げている。
僕らは生まれたての頃みたいに何かに夢中になってもう一度自分の可能性を信じる必要があるんだろうな。先の知れた未来なんてゴメンだ。
果てしない未来を信じて行こう!