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カジサックの藤森コラボ回で確信した。お笑いは努力の世界じゃない

昔、松本人志が努力だけでは夢が叶わないという話をしてました。お笑いBIG3も同じような事を言っていた。

 

多分これはお笑いの世界に限っての事かもしれない。松本人志が言うには面白い奴というのは学生の頃から面白くて何か訓練や稽古や学習で成長して面白くなるものじゃないと。

 

頑張って山の上を目指すんじゃなくてもう最初から山の頂上に居たんだと。それを知ってもらうだけの話だと。

 

これってどう思いますか?腑におちるようなそうじゃないような。でも分かるような気もするみたいな。

 

僕はお笑いが好きなんでお笑いに関して色々考察する事があるんですが正直これに関してはそうなんかなと思う。

 

例えば今成功した芸人。ダウンタウンにしてもキングコングにしてもオリエンタルラジオにしてもNSC(吉本総合芸能学院)の時点で既に頭角を現していたという共通点があります。

 

カジサックのチャンネルにオリエンタルラジオの藤森慎吾がコラボしていてその中でも明らかになってます。

 

まずストイックな中田敦彦NSCに入るまでに100本漫才のネタを作ると豪語。相方の藤森に厳しく指摘しながらNSC在学中に勝負に出る事を決意。NSCのネタ見せで先生を唸らせたいと。

 

そこで無理ならお笑い辞めると中田敦彦は決めて居たという。NSCで学んでその後で力を蓄えて売れようなんて微塵も思って居ないと。これって松本人志のお笑いは努力じゃないと通じるものがあると思いません?オレはもうすでに才能あるんだから勝負に出るんだと。

 

武勇伝の原型のようなネタで先生に披露して先生に称賛されて生徒からも笑いをかっさらうというあり得ないハネ方をしたらしい。

 

その後もNSC在籍中にM1グランプリの準決勝に行くなどというあり得ない事をした事から考えてもやっぱりお笑いは努力の世界じゃないのかなと感じた。

 

強いて言うならばネタを100本作ったとかそういうのが努力かもしれないが。基本的には最初から面白かったから要はその見せ方を考えるだけの事じゃないかと。

 

実際、オリエンタルラジオも武勇伝ネタがはねるまでは他のネタがイマイチだったらしい。面白さを見せる為の試行錯誤は避けて通れない。

 

ぺこぱやオードリーも努力で成長して売れたように見えるけど彼らも最初から面白かったけど間違ったやり方をしてただけで今は上手く噛み合っただけではないかとか。

 

お笑いの世界って本当不思議だな。でもM1グランプリでいうとフットボールアワーが1年目のイマイチだった年から努力して2年目で成長を遂げて面白くなった漫才を披露したから努力するのが何がなんでもいけない訳じゃないけど。

 

でも基本的に実力主義の世界なんだろうな。芸人は才能の世界。島田紳助もお笑いの世界で努力をしても芽が出なかったら辞めた方が良いとキッパリ言ってた。

 

また別の世界で努力したらもしかしたら違う世界で才能を発揮出来るしそういう意味では努力する癖を持っていた方が良いみたいな趣旨の話をしていたと思う。普段から努力しない奴は才能と掛け算しても才能分しか発揮出来ないと。

 

なんだか努力が必要なんか必要ないのか分からない世界だよなお笑いって。だけどやっぱり才能なんだろうな。島田紳助が努力する癖をつける方が良いと言ったのは芸人辞めた後のセカンドキャリアも考えた上なんだろうな。