僕も多少は拗らせていた時期はあるわけ。現在進行形でまだ拗らせている人には必見というかまだ認めたくない人は見ない方が良いかも知れない。
男向けのゲームや漫画やアニメでたまに見かける男によく従って従順で無害で好意を振り撒いてくるヒロインやキャラクターがいる。僕も女の子というのはそういうもんだと思ってた。
らき☆すたみたいな男が思う女子高生のリアルってこんなゆるーい感じなんでしょ?っていうのが正解だと何処かで思ってた。でもなんとなく違うんかなとどこかで思い始めてた。
ウチの姉ちゃんとか見たらそんな二次元の世界の女の子と実像はかけ離れていた。それは姉ちゃんが例外だし別物だから関係ないと思ってた。だけどやっぱり違うんだなって。
やっぱり人間だから無害で従順なんてわけじゃないんよ。当たり前だけど。そりゃ初対面で打ち解け前はそんな演出はするかも知れないけれども。ただ本当のリアルはウチの姉ちゃんの姿が真実だったわけ。
ウチの姉ちゃんと同じようにワガママで自分勝手だったり癇癪起こしたり口が悪かったり面倒くさかったり屁をこくし臭いしでも愛くるしい一面があったりしてそれがリアルな女の子の実像だったわけ。
二次元の世界の女の子なんて幻想だったわけ。あれは別個の世界の話と考えていれば腑に落ちる。リアルな世界に疲れてアレを見て癒やされたくもなるわな。そりゃあんなのはフィクションだとはどこかでわかりつつも現実逃避したくもなるやん。
でもやっぱりだからってリアルな女の子が嫌いだとか幻滅したとか思ってたんと違う!とかにはならなかった。そりゃ相手の立場になって考えたらわかるやん。
男が勝手に頭に思い描いてた女の子の実像と実際には違うからって幻滅したり信じられないとか。自分達が勝手に勘違いして思ってただけやんって。僕はそう思うんよ。
そう思えるようになってだいぶ楽になれたな。中学生みたいな拗らせ発想辞めようと思って。そんなハナシでした。