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だから滅びた…サイヤ人の全てを詰め込んだバーダックの生き様とフリーザに勝てなかった理由を考える

今回はドラゴンボールネタである。ドラゴンボールネタは今まで数たくさん書いてきたがまだまだネタが尽きない。最近vtuberのゲームカカロットの実況プレイ観るのにハマってまして😅モロに今ハマってるのがわかりやすいこのブログである。

 

ドラゴンボールのキャラで自分の中でトップ5くらいに入るほど好きなバーダックについて取り上げる。アニメオリジナルで90年代に作られたいにしえの作品である。遥か昔に作られたのに未だに記憶に残ってる。

 

原作者の鳥山明氏が原作より面白いアニオリ作るなんてズルいと言ったとか言ってないとか。確かなんかのインタビューで答えてたからホントだと思う。確かにアニオリとしてはこれだけは破格のクオリティーである。やはり魂込めて作ったアニメスタッフの渾身の作品だったのではないだろうか。

 

バーダックを見ればサイヤ人の全てがわかる。それくらい解像度が高い。そしてサイヤ人の弱点も足りないモノも全てがわかる。ほとんどのサイヤ人が滅びた理由も…それくらいあの50分足らずの映像に詰め込まれてる。正式名称はたったひとりの最終決戦である。

 

フリーザ孫悟空のやり取りにこんなやり取りがある。キサマらサイヤ人は罪のない者を殺さなかったというのか…だから滅びた。

 

サイヤ人はかつてその凶暴で荒々しい戦闘狂の性格を買われてフリーザの下で働いていた。フリーザからしたら勝手にほかの星に侵略して惑星を奪ってくる都合の良い存在でサイヤ人からしたら星を侵略して次々と人を殺したら褒められるwin-winの関係だったのだ。

 

それを表しているかのようにバーダックは戦闘にしか興味がない。息子のカカロットが戦闘力の数値が低かったので失望していた。あれが戦闘力の数値が高かったらもっと反応が違っただろうか。

 

ただバーダック孫悟空とかなり似てる。ほぼ一緒だ。見た目もそうだし遺伝子レベルで同じだ。戦闘狂の性格も仲間思いなのも合理的に考えるサイコに見えがちなところも。では孫悟空と一体何が違うのか。

 

端的に言えば情緒みたいなのを育む土壌がサイヤ人にはなかった。冷たくてドライな民族だった。いや情みたいなのはあるにはある。それは同族のサイヤ人にしか向けられてなかった。現にバーダックは死んだ仲間のトーマのバンダナをアタマに巻いた。仲間の意志を受け継いだ。血染めで赤く染まったバンダナを。

 

そして情は仲間のサイヤ人にしかも戦闘力が高いいわゆる使える仲間にしか向けられていなかった。自分と異なる民族や種族とは交わらず自分に合うような気の合う仲間としかつるんでいなかった。これは圧倒的にサイヤ人としての種族の弱点である。

 

そしてそんな仲間思いのバーダックサイヤ人が滅びる未来が見えて焦る。土壇場でサイヤ人の仲間たちに協力を依頼するが信頼されずに笑いモノにされて怒って自分1人でフリーザに立ち向かう。悲しいけどこれが現実だ。

 

確かに1人でフリーザ軍やフリーザに立ち向かう構図でカッコいい泣けるそのあとの展開に繋がるが悪く言えばサイヤ人からの人望はバーダックにはなかった。戦闘狂いで悦に浸って突っ走っていたバーダックを助ける仲間は1人も居なかった。

 

そのあと滅多に出ないであろうフリーザが前線に出てきて自らバーダックもろともサイヤ人の住処の惑星ベジータを滅ぼす。これで全てが変わる…と思わせながらバーダックの気弾の数百倍デカい気弾をあっさり打つフリーザ。なすすべなく完敗で言葉を失ったしまう。これまでがたったひとりの最終決戦の概要である。

 

ではサイヤ人の悪いとこやサイヤ人という種族の全てを詰め込んだバーダックはなぜフリーザに負けたのか。その息子の孫悟空は何故フリーザに勝てたのか。

 

やはり環境の違いと育ちの違いがかなり大きいと思う。地球に来た孫悟空孫悟飯というじいさんに拾われ情緒や情操を育まれる。愛情をたっぷり受けて穏やかな星で育つ。それは孫悟空の戦闘力が低くても関係なかった。

 

たぶんサイヤ人の中で育っていたら違ったと思う。戦闘力というフィルターを通して戦闘力の低さを揶揄されたり劣等感を植え付けられ大事に育てられる事なく雑に扱われていたのではないか。あそこまで孫悟空が伸び伸びと自由に生きてるのは戦闘力が低くても関係なく大事にされた愛情もあると思う。

 

それから自分と異なる人に次々と出会えたのも大きい。ブルマやウーロンやヤムチャやらピッコロやら。種族も違い性格も違うけどドラゴンボールを通じて出会う。異なる人とも交流して自分の視野を広げていく孫悟空

 

そして戦闘力しか見ていないバーダックサイヤ人と違い孫悟空は戦闘力が低い仲間も認めて全員を味方につける。戦闘ができないブルマでもメカの開発や発明で頼ったりウーロンやプーアーの変身に頼ったり弱い仲間の良いところも見つけてその才能を認める。

 

自分より弱くても邪険に扱わないから普段ヤル気ないヤジロベーも協力するし天下一武道会でピッコロも殺さずに生かしていたからのちに自分もたくさんピッコロに助けられたのだ。戦闘狂しか集まらない仲間うちならミスターサタンみたいなのは味方に出来なかったであろう。弱いミスターサタンも自分の名声を生かして孫悟空を助ける。

 

かたやバーダックは描写こそないものの自分より弱い仲間には冷たかったのではないか。使えるトーマやトテッポたちにだけ優しくして。あの息子に冷たくあしらった描写からだいたい想像できる。だからサイヤ人に協力を仰いでも誰も来なかった。

 

いや、むしろそれでこそサイヤ人だと思うバーダックからは滅びの美学みたいなものを学んだ気がする。孫悟空だけが異端であった。そんな異端の孫悟空に影響されてベジータも作中でサイヤ人と地球人的な価値観の違いに揺れて変わっていく。

 

異端だったから孫悟空フリーザに勝てた。いささか乱暴な論だが。バーダックから平気で人を殺す邪悪さや冷たさや弱い仲間を見下す悪い部分を取り除いたバーダックの生き写しのような孫悟空だからフリーザに勝てたのだ。