ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

自身の鬱屈した気持ちを吐き出す場所がないと人は凶行に走ってしまう

GWを利用して最近立て続けに本を読んだのだがそのせいで物騒なタイトルになってしまい申し訳ない。楽しい話題にしたかったのだがたまにはこんな考えさせられる話もしたくて。

 

最近凶行に走った人たちのことを調べたりしたんだけど。京アニの例の事件の青葉真司のこととか。まあ正直なところ僕も最初は彼のことを自業自得だしダサいなとずっと思ってた。そして非難していた。

 

とはいえそれはまあ社会に適応できた側からのポジショントークであり僕と彼とはいつまでも平行線で分かり合えるものなんてないだろう。そのこと事態は僕も理解していた。わかった上で僕はそんなポーズを取らないといけないような気がしていた。

 

何故だろう。彼に同調してしまうと僕もいわゆる弱者側に回ってしまうような気がしているのだ。行間の読めない人たちが青葉真司や弱者男性と呼ばれる側に同調したらお前もそっち側なんだなと石を投げてきたりするのだ。

 

そのために不本意ながら同調することはできない。世の中のいじめの構造もそれで傍観してるならいじめに加担するかいじめられてる側を救うかみたいな二元論に迫られる。そうやっていじめは加速していく。

 

話を戻す。だがそうやって凶行に走った側のバックボーンというか背景を調べるといたたまれない気持ちにはなる。同情を禁じ得ない。彼はどこかで悲惨な過去を精算したい気持ちはずっとあったと思う。それが問題行動に走らせた。

 

で、どこかで鬱屈した気持ちを発信したかった。世の中にたいして何か物申したかった。だからTVで事件になって取り上げられた時に彼は正直嬉しかったと思うよ。こんなふうに言うと不謹慎だけど。

 

拡散力のあるメディアで自分の言いたかったことを吐き出して時間を割いてTVやメディアに取り上げてもらって多くの人に届けられている。不本意なやり方とはいえこの事により彼はちょっと救われたのではないかと考える。

 

贅沢をいえばもっと早くに自分に関わってくれた人たちがもう少し暖かく優しく自分に寄り添ってくれたらこんなことまでならなかったのにと思っていたかも知れない。

 

ワガママ言うな!自分から人を頼って助けを求めろと言われそうだがたぶん彼は人にうまいこと頼ることや助けの求め方を知らなかったのだ。だからどうしたって詰んでることに変わりはない。

 

今の弱音を吐けば自己責任論や努力足りない論が飛んでくる状況はホントにあまりよろしくないと僕は思う。そんなことは僕だって言いたい。でもそれで蓋をするのはあまりに粗い。まずは弱音を吐いてくれたならこっちはちょっとは感謝してもいいのではないか。

 

なかなかそんなことしたくないもの。その上で弱音を吐くまでに至った経緯を振り返ってもらって少し自分の気持ちを整理させてあげたらどうだろうか。その上で相手が少し元気になれた段階で自己責任やら努力足りないやら言った方が響くのではないだろうか。

 

ハナから相手を理解せぬまま前向きになれと押し付けてもおかしなことになるだけだ。まだ消化不良のまんま無理矢理前向きになったって同じことを繰り返すだけである。