僕は読者にエッチなイラストばかり描いてるアタマイかれたヤツと思われてるかも知れないが前はきちんとブログで1000文字超くらいの文章をコツコツ書いていたのだ。久しぶりに原点に戻ろうではないか。
というわけで久しぶりの考察ネタである。以前にも漫画ワンピースについて今の問題点を指摘してみたがはっきり言おう。もう何を書いても無駄である。
ワンピースアンチ(というかまともな漫画描いてくれたらファンにいつでも戻りたがってる)のYouTubeの動画とかはてまたネットでの反応とかあるいはマシリトこと鳥嶋元編集長のYouTubeの尾田栄一郎氏評とか今のワンピースに対して物申したい勢の声はいくらでもある。
んで読者の声が気にならないわけないであろう作者(尾田栄一郎氏)がそんな反応について全く知らないわけじゃないと思う。とはいえ絶賛の声も彼には届いているわけだ。どちらも嘘じゃない。要するに賛否両論だ。
じゃあ否定の意見は尾田栄一郎氏は無視してるのだろうか。ちなみに僕は読者は気になる。僕も最近バトルガールのイラスト描いてて思うがやっぱり読者の反応はめちゃくちゃ気になる。
僕の場合判断材料はブログへのアクセス数と人気記事にあがってくる記事である。当然不発というかあまり伸びない記事もある。そうなるとこのキャラは不人気だし露出控えようとかイラストが雑すぎたなとか考えさせられるし読者の反応は無視できない。
んで本題に入るが結論として尾田栄一郎氏は暴走してしまったのか。明らかにテイストが今までと違い戸惑ってるファンが続出だ。おそらく尾田栄一郎氏は海賊王になったのだ。
ワンピース作中で海賊王とはいちばん自由なヤツの称号だとルフィーが語っていた。そいつは紛れもなく今は尾田栄一郎氏だ。ここから彼の今考えている仮説を述べてみる。
あくまで仮説だ。僕は尾田栄一郎氏じゃないし人の気持ちは推し量れないけど今まで見てきた漫画家のヒット作終了後の生き方を見て考えた僕の考察だ。
秋本治氏は知ってるだろうか。あのこち亀の作者である。彼は本当に自分が描きたかったモノをあの漫画に込めたのだろうか。こち亀は後半につれて江戸前寿司やら婦警やらキワドイカッコした秋元麗子が扉絵で登場していた。
これもあくまで推測だけど売れるためにインパクト大の暴走お巡り両津勘吉を世にだしたもののあんな濃いオッサンを彼は描きたかったのではなかったのでは無かろうか。描きたくないは語弊あるがもっと女キャラを描きたかった。
ほいでスパイものや下町ものそれにキャラは勝ち気な少女とか女キャラとかをもっと描きたかったのだと思う。それを象徴するかのようにこち亀の末期は婦警をバンバン出してた。
読者からは不評気味だったし読者からしたら意味わからんし前のこち亀に戻せという声もあったと思う。でも秋本治氏は自分を貫いた。んで連載終了後は売れる作品より自分の描きたいものを描き出した。
こち亀以降の秋本治氏の作品を知ってる人の方が少ないと思う。もう彼は売れることに興味はなかったのではないだろうか。こち亀の両津勘吉みたいなムサいオッサンはこち亀以降は描かずに彼は女キャラをどんどん主役に描いていった。
それはこち亀描いてる時に自分の描きたいものを描かせてくれなかった事に対する反動だろう。売れるために仕方なく押し殺してたモノが溢れ出たのだ。現にこち亀末期からそれはちょいちょい漏れていた。
そして鳥山明氏。ドラゴンボール終わって良かったと本心丸出しで素直にその気持ちを漫画にしていた正直すぎる人である。そう。世間で評価されてる作品と自分の中での評価は違うのである。
ホンマはドラゴンボール以外をすぐに描きたかった気持ちが作中でもちょいちょい漏れていた。でも世間も編集もドラゴンボールを求めてくる。これは作者としてはあまり気持ちいい状況ではない。
ドラゴンボールから解放されてからはヒット作はなかったように思える。ドラゴンボールテイストの作品は鳴りをひそめていた。ネコマジンやSAND LANDなどいっちゃ悪いが地味な作品ばかりだ。
でもおそらく鳥山明氏はあーいうの描いてみたかったのだと思う。戦車だったりゆる〜いギャグ漫画とか。ヒットしなかったけど描いてる本人は幸せだったのではないか。そう。余生を好きなようにやりたかったのである。秋本治氏も鳥山明氏も。
そしていよいよ尾田栄一郎氏に入る。この前振りでもう僕が何を言いたいかは察しかついたのではないだろうか。尾田栄一郎氏は売れるまでは素直に編集に従って売れる漫画を描いていたのだ。人のために。読者やジャンプのために。
売れ切ったタイミングでどこかで切り替えたのではないだろうか。ここから先は好きにやらせてもらうと。どうせジャンプの看板背負っていて連載やめさせてくれないならこのワンピースの中で好き放題させてもらう。
読者が望むような海洋浪漫とか麦わら一味の活躍とかもう散々描き切って出がらしなのでニカを出したり魔法バトルにしたり無茶苦茶だけどそうしないと彼は気が済まなかったのじゃないだろうか。
そして今までの自分との決別のようについに聖域だったシャンクスの左腕が海王類に食われた描写に後付けで設定を追加した。これは編集部の言うことに従ってた若き自分との決別に思えてならない。
ジャンプ編集部のある程度言う通りに描いて見事にワンピースは売れた。でもどこか納得いかないものがあったのではないか。ただ漫画見てる読者からしたらわからないが描いてる本人は描かされてる感満載ではないだろうか。
今のワンピースの方がごちゃごちゃで展開も無茶苦茶でまとまりまないけどこれが今の彼の本当の実力でだけど描いてる本人は意外と幸せなんじゃないだろうか。こんだけ好き放題していて幸せじゃないなら誰得である。
そう、彼からしたら余生みたいな感じでワンピースで好きなように描いてるのだ。サービス期間は終わったのさ。もう人のために生きるのはやめていちばん自由な海賊王に一足先に尾田栄一郎氏はなったのだ。