ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

中学校の頃の生活と今を比べて思うこと

珍しく僕にしては過去を懐かしむような記事を書いてみる。僕は別に懐古主義者でもないし昔の方が良かった的な持論を展開するつもりはない。なんならあの頃の方が嫌なことが多い。

 

中学生の時はたぶん色んなことの過渡期で悩んでアタマ打って迷う時期だったんだと思う。ガチで裸の女体を見たのも中学生の時だった。アレのせいで僕の性癖は歪んだのだ。僕のせいではない。

 

だけど時代がまだイケイケでエネルギーがあったのも事実。TVが全盛期で今考えたらもったいないくらいお金かけた豪華な企画を毎週のようにやっていた。

 

特に金曜日の夜が楽しかった。学生なんでまあ勉強はするんだけど観たいTVがたくさんあった。音楽に目覚めたばかりでミュージックステーションも毎週豪華なゲストだった。

 

んで明日は早く起きなくていいんだというワクワク感。金曜日の夜の高揚感は異常だった。だいたいそのまんま起きれた試しがないんでビデオ予約をするのだ。その当時新聞のTV欄で探偵ナイトスクープってのを自分で見つけてこれは面白いはずと思いビデオテープに録った。

 

ほいで土曜日にビデオで録ったのを再生したらやっぱり面白かった。それからというもの金曜日の夜起きれる日は起きて探偵ナイトスクープを観ていたなあ。

 

土曜日も土曜日で楽しくて。昼間に吉本新喜劇観てゲラゲラ笑ったり友達の家でなんかしたりとか。お金かからん安い遊び方なんやけど何が面白いかわからんけどやってたな。

 

僕が思うに中学生の頃の良かったのって何かはじめる時の初期衝動と自分で何か見つける楽しみが半端なくて自分の世界が広がるのが良かったのだろう。

 

たとえば土曜日の昼。家族は居なくて自分だけの自由な時間があったりして自分で冷蔵庫から焼きそばみたいなんを自分で調理して焼いたりして食べるんが楽しくて仕方なかった。親に言われてじゃなくて自分で自主的にやる感じが。

 

音楽とかもTVとかコマーシャルの中から自分で気に入った音楽を実際にラジオとか音楽番組でで調べて自分のお小遣いで貯めてCDを買って聴いた時になんかオレ大人になったなと思った(笑)マジで。

 

で、探偵ナイトスクープを自分で探したように親が観てる番組を受動的に観てるようなところから卒業して自分で面白そうな番組を探すのも楽しかった。そうして自分の世界が広がっていく感覚があの頃の楽しさの正体なのかも知れない。

 

それと今を比較して思うんが正直なところ拡張できる世界がだんだん狭くなってきたなあというのは思う。とはいえまだやってないことややり残したことがないと言えば嘘になるがあの頃のように無限ではない。

 

もう自分の箱庭のキャパも知ってしまってやれることの範囲を知れてしまったのは少し寂しくもある。時折今まで聴いてた音楽とかアニメとか漫画の記憶を消去してもう一度1から楽しみたいと願うのは僕だけじゃないはず。

 

あの時の初期衝動をもっかい味わってみたいなあ。やっぱり最初に衝撃受けたのは忘れられない。今誰に会っても緊張しないし女の子と会ってドキドキするようなあんなウブな感情もっかい取り戻したいなとたまに思ったりする。