90年代のヒットソングって好きですか?僕は好きです。なんつーかこの頃って何のひねりもない豪速球ストレートみたいな歌詞でもヒットしてたんよね。今ならここまでひねりのない歌詞なら物足りないかも知れないけど。
それはそれで良い時代よね。それでいて音楽の教科書に載ってても大丈夫なくらいの普遍性があるわけ。年代とか性別とか当てはめなくてもいいというか制限が無いというか。
作詞したシンガーが教科書に載る事を意識していたかどうかは定かではないが。そろそろ本題に入る。今回はそんな90年代のヒットソングを歌詞を引用してその良さを語ろうと思う。
"どんなに困難で くじけそうでも
信じることさ 必ず最後に愛は勝つ"
KANさんの愛は勝つだ。僕は中学生時代に音楽の授業で歌わされた。中学生時代は捻くれ者だったからこれは好きじゃなかった。大人になって読むといい歌詞だなあ。これが正当に評価された良き時代よ。
"僕が僕らしくあるために
好きなものは好きと言える気持ち
抱きしめてたい"
槇原敬之さんのどんなときも。槇原敬之さんは今までもこのブログで何度か取り上げてきた。歌詞の天才的ヒットメーカーだ。なんつーか恋愛とか老いとか若いとか関係なく自分のウチに秘めた気持ちの部分について歌ってるから誰が聴いてもいいんだよなあ。
こんな風に自分に正直に生きてたいね。前後の歌詞も迷いとなんとも言えない閉塞感にさいなまれながらも前向きにやっていこうよと無理なく背中を押してくれる感じがいい。
"ah あなたの愛に 答えられず
逃げてごめんね
時が過ぎて 今心から言える
あなたに会えて良かったね きっとわたし"
小泉今日子さんのあなたに会えて良かった。良すぎて泣ける。今までの3人の共通点は全員が自分で歌詞を書いてるのが良い。キョンキョンさんなんつーか才能ありませんか?とんでもねーや。こいつぁただもんじゃねえ。
実はこれはキョンキョンのお父さんに宛てて書いた歌詞という逸話もある。なんとなく思春期に親から逃げたり反発したりするもんね。そう言われるとそんな歌詞にも見える。やっぱり素直でストレートな歌詞が良いのです。あなたに会えて良かったと言われたら報われるよきっとわたしゃ。
"めぐりあった時のようにいつまでも変わらずいられたら wow wow true heart"
"true heart 伝えられない
true heart わかって
true heart 見えないものを
true heart見つめて"
米米クラブの君がいるだけで。なんだろうすごく愛に満ちてるってのがわかる。なんで最初に出会った頃のように上手くいけないのかとか人に優しくできなくなっていたのかとか考えさせられるよね。
そして本心が伝えられなくて悲しいすれ違いを起こして。ホンマは好きなのに伝わってなくて誤解させて傷つけてしまって。苦し紛れに本当の気持ちに気づいてと歌う。なんか胸をグッと締め付けられるよね。
"どうしてもっと自分に素直に生きれないの"
今井美樹のPIECE OF MY WISH。たった一文でここまで効くのは恐ろしい。いやあ、おっしゃる通りですな。余計な強がりとか嘘とか見栄とか要らんのだ。まっすぐに正直に生きましょうってことよね。
てな感じで引用して徒然なるままに語ってみた。また同じ感じで続編やるかもだしわかんないけど。