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肯定でも否定でも卑屈でも恋愛至上主義でもないMr.Childrenの歌詞の世界

今までのミスチルの記事。

uosando.hateblo.jp

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久しぶりですねー。ミスチルの記事。しばらく書いてなかったから思い出したように書いてみる。ちょっと今回の記事のタイトルはでもが多くてスマン。まるで禅問答。お釈迦様の説法みたいに〇〇ではないの連発だ。

 

つまりは何が言いたいかと言うと今までになかったんですよね。ミスチルに出会うまではこの新感覚の歌詞。今までのJ-POPの歌詞は割とおざなりだった。それでも好景気だからモノを出せば売れたんだよね。

 

恋愛がどうしたとか不倫だとか恋心を歌うのがパターン化されていたのだ。もちろんその中でもたまに唸らせるような歌詞も時代時代ではあったと思う。

 

あるいは元気を出せ的なメッセージソング。これはこれでいいんだけど駄目な自分に蓋をしてとりあえず今は前を向けという即効性のあるようなモンしかなくてうーんという気持ちだった。

 

要するに歌詞はそんなに最重要ではなかったのだ。歌詞が重要なジャンルは演歌くらいでなんとなくノリがよければとか語呂があってれば良しとされていたのだ。

 

そんな中でMr.Childrenというバンドが急に名乗りをあげてきた。cross roadやらinnocentWorldやらを僕も学生時代に聞いてみた。すぐにはその凄さはわからんかったが後々にわかった。

 

一応恋愛っぽいこと歌詞にしてるけどなんかそれだけじゃない。なんか別の成分が入っているぞと気づいた。なんか自分自身の内面みたいなんにフォーカスしていてこれは他のんと違うぞと。

 

その当時の世間のバンドが好景気でイケイケで歌詞もコンセプトもおざなりでそれでも勢いだけで売れる現象もあった時代にこれは丁寧で素晴らしい仕事をしてるとすぐに気づいた。

 

んで等身大の情けない現状も歌詞の中で折り込んでいるのが正直な人だなと思った。歌詞の中で嘘も綺麗事も言わない。ありのままなのだ。自分の生命と引き換えに世界を救えるとしても僕は他の誰かが名乗り出るのを待つと言えてしまうのです。

 

結構辛辣でこちらを沈ませてしまうような事を言いながらも最後にさりげなく救いの言葉をそっと差し出す。こんな歌詞今まで見たことなかった。破格の歌詞のクオリティーで圧倒されるしかなかった。

 

必ずどこか自分の内面を見つめながら嘘や偽りのないストレートや表現でグサグサと刺してくる。僕はこういうのに弱いんだろうな。すぐにハマったのだ。世の中を否定でも肯定でもないがその代わりありのままを見せてそれでも頑張ろうと言ってくれる。

 

何度救われたかわからない。汚いモンも綺麗なモンも全部見せてくれる。正直で素直なバンドなんだなと僕は思う。