かなり前に記事にしたけど自称で自分から自分は面白いとのたまってるヤツはたいていおもんないし寒いって話。今回も似たような話をしようかなと思うんですけど。
そもそもなんで自称で自分は面白いとか賢いとか絵が上手いとか言うのが寒いのかって件。理由は簡単で、ある程度自分が得意としてるその世界にどっぷり浸かってたらわかる。そう上には上がいて自分なんかが太刀打ち出来るわけない人がゴマンといるからだ。
まだその世界に浸かってなくて初心者なら自分を鼓舞するためにあるいはそんな嘘をかまして嘘をホンマにしようとするかもしれない。もしくはエアプかホンマに馬鹿で身の程をわかっていないかどれかだ。
たとえば自分は面白いと自称していて面白かった試しがない。評価するのは他人であくまで自分が自分にくだす評価は少しズレがあると考えた方がよい。だけどそれが認められないから足掻いてしまうんだろうな。
たぶん面白いと思われたいんだろう。自分が欲しい面白いというスキルを実は持ってないのに気づいてないかあるいは気づいていて認められないかのどれか。だから自分から面白い人間と言ってしまう。
僕も実は学生の頃は音楽の才能があると思い自分にはあると信じ込んでいた。長い間ずっと。でも取り組んでいるうちにあれ違うなこんなはずではと何回も思わされた。
大人になって音楽の才能は実は遺伝で9割くらい決まってしまうと本で読んで答え合わせが出来た。そうかだからなんだと腑に落ちた。僕の音楽にたいする情念みたいなのは無事成仏した。
んで自称しても良いくらいのスキルの高い人とかも自分からは言わない。たとえば絵が上手い人とかもめちゃくちゃこっちが絶賛しても僕なんてまだまだとかそんな事ないとはぐらかす。
ホンマに絵が上手い人は自分からは言わないしそんなことは恥ずかしいと思ってるしまだ自分より上の人がいるという敬意と謙遜をしてるから慎重になってるんだと僕は解釈してる。
ホンマにスキルが高い人ほど自己評価はびっくりするくらい低い。逆にスキルが低い人は多少なりとも自分を高く見積もりしないと自我が保てないのではないかと考えてる。