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スラムダンク森重寛とは対決しなかったが実現したら湘北高校が勝ってたと思う

過去のスラムダンクの記事。

uosando.hateblo.jp

今回はスラムダンクの記事である。スラムダンクに強烈な前振りで作中最強の強敵として描かれる予定だった森重寛の所属する名朋工業。あれだけ大々的にナレーションで最強の敵と銘打って対決は描かれなかった。

 

1つは井上先生が山王対湘北をやり切ってしまってこれ以上の盛り上がる対戦カードを作れなかったというのが本人からも明らかになっている。

 

それもそうだが井上先生自身が最強の敵と描こうとしたけど無理が生じて森重寛を最後まで描くのを諦めたのではないかと思う。日本は森重寛を知るというナレーションもしたけど風呂敷を広げすぎたというか。

 

名朋工業は赤木の率いていたワンマンチームだった頃の湘北高校みたいな感じに見えて仕方ない。名朋工業が海南や大栄学園にすら勝てる未来が見えない。だけどとんでもない体格とダンクを持つ強烈なインパクトを持つ森重寛の存在だけが独り歩きしたみたいな…

 

日本は名朋工業を知るってとこじゃなくて森重寛を知るってところがミソだと思う。ハッキリ言って全国は甘くない。もし仮に湘北高校と戦っても湘北高校が勝っていたと僕は考える。

 

森重寛はおっちゃんと呼ばれている監督からも過剰に期待を寄せられている。監督は山王対湘北の試合に森重寛だけを連れ出す始末である。いくら才能ある選手とはいえこれは悪手だ。

 

森重寛だけを持ち上げてばかりいたら他の選手は何のためにいるのかわけがわからない。彼らも少なからず頑張っているのに。こんな監督がいるチームが勝てるとは思えない。

 

その連れ出した森重寛はあろうことか途中で寝る始末。言っておくが去年の全国のチャンピオン校と無名の高校との対戦である。向こうはチャンピオンである。何も成果をまだ成してない高校の選手がしてる態度ではない。たった一回戦突破しただけなのに何を勘違いしてるのか。

 

全国のチャンピオンの試合を見れるチャンスなのに台無しにして森重寛と監督は途中で観戦をやめて去っていく。どんな相手でも油断しない山王とはえらい違いである。まだ何も成してない王者気取りのこのチームが勝てるなんて到底思えない。

 

だから対戦カードを最後まで井上先生は消化しなかったのである。どことやったとて結果は見えている。ただとんでもない体格と才能に恵まれた森重寛が台風の目になって話題になったのは間違いないであろう。

 

湘北高校とのラスボスにするには風格がなさすぎた。森重寛に外からのシュートはなさそうだからインサイドさえ抑えればなんとかなるし油断してる監督と森重寛の弱みをつけば攻略は可能だと見た。

 

井上先生も名朋工業は優勝はしてないと思いますとのちに語っている。才能だけで来たようなチームが優勝って事にはしたくないと語っていた。

 

僕は森重寛は桜木花道が努力せずに才能だけ持っていたらこうなったという別の未来を投影した人物に見えてならない。不遜だしどこか舐めてるし一生懸命じゃなくて努力してない。それが桜木花道との大きな違いである。

 

この森重寛と監督が全国大会で挫折を味わって壁にぶち当たり次の年に生まれ変わって出てくるとかいう展開も見たかった気がする。結論からしたら名朋工業と湘北高校はぶつかったとしたら湘北高校が勝っていたと思うという僕個人の見解でした。