久しぶりにドラゴンボールネタ。今回はヤムチャにスポットを当ててみる。ヤムチャは格闘家として最後まで覚醒することはなかった。ではその原因を探ってみる。
ヤムチャに圧倒的に足りないのは相手の実力を押し測る能力のなさ。そもそもはじめての手合わせする相手ばかりのドラゴンボールの世界でまだ何も分からないのに自信満々で勝つ気で突っ込むのがそもそもの間違い。
ヤムチャが対戦して負けた相手はこちら💁
①ミイラくん②天津飯③神様(シェン)④サイバイマン
とまあアニオリやら劇場版やらなんか細かいことまであげるとキリがないので代表的なのだけピックアップした。順番に見ていく。
まずはミイラくん。まだ悟空が大人に成長する前の話だ。悪魔の便所ではじめての手合わせ。結果的には悟空の前座みたいな感じで戦ったヤムチャとミイラくん。
ヤムチャはミイラくんの見た目からチカラ押しの相手と判断。スピード決着で相手に攻撃くらう前に終わらせる作戦を立てる。ところが想定外にミイラくんの動きも早い。当然チカラも相手の方が上。
そう。ミイラくんはスピードもそうだし総合力でヤムチャより格上だったのだ。ヤムチャの考えた作戦は崩れてグダグダになり毒の沼に落とす奇策に出るがそれも失敗。結果ヤムチャの負け。
次に天津飯。天下一武道会で戦う。天津飯は亀仙人を嫌う鶴仙人の弟子だった。師匠が亀仙人を嫌っていたためにその弟子だったヤムチャも目の敵にされてしまう。いちいち絡んで挑発する天津飯に反応してしまうヤムチャ。
悟空は天津飯の実力を戦う前から見抜いていて油断するなよとヤムチャに忠告する。だがあまり取り合わすに天津飯に勝てる想定でヤムチャは天津飯と天下一武道会でぶつかってしまう。
まるで成長していない。ミイラくんで失敗したことは忘れたのか。逆に悟空は天津飯を甘く見ないで警戒していた。悟空はまだ手合わせしてない相手に勝てるとか自信満々に語る事はほとんどない。
仲間に今度の相手は勝てそうかと聞かれても手合わせしたことないからわからねえよと濁す。悟空は慎重に相手を見てる。もうどう考えても勝てる相手にだけオメエはオラに勝てねえと言ってのける。ギニュー特戦隊のリクームにはそう言ってのけた。
悟空はヤムチャよりはるかに戦いの密度と回数と修羅場をくぐり抜けてる。だから相手の実力も絶対に見誤らない。一度だけあるか。ミスターポポの実力を見誤って殴られてた。ビルス様もか。とはいえヤムチャよりは少ない。
話を天津飯とヤムチャに戻すが天津飯はかめはめはが効かないという当時のチート能力を発揮されてヤムチャの切り札のかめはめはも無効化で天津飯にあえなく惨敗。
次に神様。シェン選手。これは悟空が大人になってからの天下一武道会の戦いにて。またしても成長してないヤムチャが相手の見た目が冴えないオッサンだったから油断した。
実はそのオッサンの中身が神様なのに呑気にラッキーだと仲間たちと雑談で盛り上がってしまうヤムチャ。またしても悟空だけが何か知ってる様子でそれに賛同せずに警戒していた。ちなみに神様は悟空を修行した師匠。厳密にはミスターポポに任せていたが一応は神様流の修行を受けてたことになる。
ミイラくんで見た目で判断する失敗をしたのにまたしても冴えないオッサンの見た目で弱そうと判断したヤムチャ。ところが中盤くらいでそのオッサンが自分から攻撃を仕掛けてヤムチャを圧倒して会場は静まり返る。
それ以降はヤムチャは力量差をまざまざと見せつけられて最後の手段の操気弾を相手にヒットさせるが総合力ではやはり劣っていたためすぐに体制を直した神様に反撃をくらい場外負け。
次に有名なサイバイマン。ヤムチャといえばこれ。無鉄砲で自分の実力と相手方の実力も見極められずに口だけ男に成り下がりつつあったヤムチャ。流石にちょっとずつ学習し始めていたように見えた。
サイバイマン相手にここらでお遊びは終わりにしてやると告げる。いやこれどっちだろ。サイバイマン相手に言ったかナッパベジータに言ったかどっちだ。ナッパベジータにすら勝てる想定で言ったならまだ学んでいないようだ。
サイバイマン相手に戦ったヤムチャはようやく相手を圧倒する。はじめて吠えたことが有言実行になって喜ぶヤムチャ。詰めが甘くて倒しきれてなくてサイバイマンに自爆カウンターをくらいあの有名なミーム化に。
これ以降はヤムチャは格闘家としては少し身を引いてしまう。ようやく学びはじめた。それ以降は戦いはしないが実力を押し測る能力は身につけた。
フリーザが地球に襲来した時はフリーザのとんでもない気に圧倒されていたしその強いモノと対峙した時に前みたいに勝てもしないのに煽って油断したりしなくなった。
ヤムチャが以前に担っていたその役割はミスターサタンに受け継がれたような気もする。ミスターサタンはヤムチャよりギャグ補正が強くて扱いやすかったから鳥山先生も気にいってたのでは。