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ドラゴンボールの孫悟空とヤムチャの天狗の鼻をへし折った神様たちの熱い魂の稽古

今回はドラゴンボールネタを披露しようかな?実は休止中にネタがたくさん溜まってまして吐き出したくてウズウズしてるのだ😅

 

というわけで今回は主に無印ドラゴンボールの神様の修行編から天下一武道会のあたりの話になると思う。地味にこのあたりはめちゃくちゃ面白い。

 

というのも孫悟空が身長爆伸びで大人になってからの展開で間近で孫悟空とピッコロ大魔王の激闘を見たのは天津飯だけ。他のメンバーは直近の孫悟空の強さを知らない。

 

この読者と天津飯しか孫悟空の圧倒的なパワーアップを知らない展開がアツイ。自分たちだけの秘め事みたいで他のメンバーが孫悟空の強さを知ってどんなふうに驚くのか見たくって楽しみだった。おっとこれ以上脱線したら本題に行けないから話を戻す。

 

ドラゴンボールは修行してる風景自体はあまり描いたりしない。それより修行者の心構えというかマインドセットの部分で日常生活にもなるほどと思わせる描写があったりする。

 

とくにこの神様編は唐突に始まった。ピッコロ大魔王を倒して回復に訪れたカリン塔でカリン様からお前なら神様に会わせても大丈夫という流れに。なんなら修行もつけてもらえるかもという。

 

ワクワクした孫悟空は早速神様に会いに。ヤジロベーは多分会わせてもらえんじゃろと言われ1人で行く事に(ヤジロベーは強さはあるが強さに対する貪欲さがないからそもそも行きたい素振りを見せなかったが)

 

この時の孫悟空ははっきり言って天狗になっていた。本人は自覚していないが。亀仙人も恐れていたが自分より強い存在がなくなりつつある中でピッコロ大魔王さえも倒して完全に自尊心がマックスになっていた。

 

神様の修行にワクワクしてはいたもののオラの強さを神様に披露してやるくらいの気持ちでいたのかも知れない。神殿にたどり着く孫悟空

 

そして神様に会う前にミスターポポという付き人がテストしてやると言う。この時の孫悟空はミスターポポの風貌を見てたいした事なさそうと判断したように見える。ピッコロ大魔王を倒してばかりだし完全に調子に乗っていた。

 

ところがあろうことかミスターポポに軽くあしらわれる孫悟空。どうしてもその事実が認められない孫悟空はらしくない台詞を次々と放つ。まるでミスターサタンみたいなサマである。何度もやってもミスターポポに攻撃すら与えられずに放心状態に。

 

後に紹介するが天下一武道会ヤムチャもやられた天狗の鼻をへし折る稽古を実は孫悟空にもしていたのだ。ピッコロ大魔王を倒して自分には倒せない相手はいないと慢心していた孫悟空の心を完膚なきまでに叩き鍛えあげるミスターポポ。

 

現時点では神様はおろか付き人のミスターポポにすら叶わないのを認めて反省する孫悟空。ここで孫悟空の鼻をへし折っておかないと修行にすらならなかっただろう。こうしてまた孫悟空はまた次なるステップに進むのだ。

 

一方で天下一武道会で同じ事をやられたのがヤムチャだった。ヤムチャは取りようでは実は幸運である。正体不明とはいえ中身は神様で神様に直接武道会で稽古をつけてもらったのだ。ただ衆人環視の中で恥をかかされたのは気の毒かもしれない。

 

ヤムチャも神様の人間に乗り移ったそのしがないオッサンの姿を見てコイツはラッキーパンチで本戦まで来たタイプだと判断。自分も修行して一般人を遥かに超えた強さを手にして油断していた。あの孫悟空の時のパンプットやチャパ王みたいな感じに軽くひねって終わらせるつもりでいたようだ。

 

ところが偶然かまぐれか翻弄されるヤムチャ。正体不明の相手に思わぬ苦戦。ヤムチャも偶然とかまぐれとかもうナシだと言い放つ。正体不明の相手はわたしが勝つんでしょうねと自信をのぞかせる。カチンときたヤムチャは見せてくださいと言う。

 

その刹那、神様は一瞬で試合モードの本気を見せる。流石にヤムチャも相手の力量に気づいた。神様はヤムチャが武闘家としてある程度強さを身につけて調子に乗ってた天狗の鼻を見事にへし折ってみせる。ミスターポポの時と全く同じだ。これが神様一派の指導法なのかもしれない。

 

その後の展開はミスターポポが孫悟空にしたのと全く同じ。ヤムチャのまだまだ隙だらけの武闘スタイルや弱点や駄目な部分を次から次へと指摘して何処が駄目なのか伝える神様。

 

余談だが作者の鳥山明さんも集英社の編集にしょっちゅうダメ出しを食らっていたらしい。神様のこの指導法は実は実話だったりするんだろうか?それくらいリアルだ。モデルがいたりして。

 

ヤムチャはみんなが見てる前で恥をかかされて心が折れそうに見えたが一矢報いようととっておきを披露する。そして操気弾をヒットさせたものの決定打にならずに反撃で場外負け。

 

余談だがこのあたりからヤムチャがトラウマを植えつけられ武闘家としての成長も止まり戦線から離脱するようになったようにも見える。

 

元々はヤムチャは武闘家として戦う理由が薄かったように見える。ただみんなが戦っているし自分も止まってられないから置いてかれないようにやっていたくらいにしか見えない。

 

孫悟空みたいに何がなんでも戦いが好きには見えないしそれよりか敗北と挫折の味を何度も味わううちに戦いたいよりは恐怖心の方が強くなって戦線から離脱していった。

 

元恋人のブルマもベジータとくっつくし割と悲惨な目にあっている。元々の性格もベジータに似てる部分もあるからヤムチャの上位互換のベジータにポジションを奪われたカッコだ。

 

話が長くなった。以上、ドラゴンボールに関する記事でした。