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ドラゴンボールのブルマが肝が座って強くなったターニングポイントを探る

今までのドラゴンボールの記事。

uosando.hateblo.jp

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今回もドラゴンボールに関する記事を書いてみる。ドラゴンボールはキャラクターの心情なり考え方がなんかのキッカケで変わったりする事がよくある。

 

だがこの漫画はそれをナレーションで心の動きを説明したり野暮なことはしない。そのために作中通してキャラクターの台詞とか断片的な情報を集めて読者自身で仮説を立てて検証したら色々と見えてくる事がある。

 

実はすごく奥が深くて深読みしたらもっと楽しめる漫画なのである。たとえば作中でベジータが残虐な性格が徐々に変わっていくサマとかも考察して読んでいくとかなり面白い。

 

逆に孫悟空は作中通してほとんど変わらない。主人公にふさわしいのはベジータと思うくらいベジータは作中で悩み苦悩して劇的に変化していく。そんなベジータの心境などお構いなしでどこ吹く風で悩みもなく好き勝手に生きてるのが孫悟空である。

 

一時的にベジータの戦闘力より劣っても気にしてないしベジータを遥かに上回る事になっても知らん顔でまるで平気な孫悟空。そんな孫悟空を見ていつも右往左往してるのがベジータのポジションである。一方的にライバル視してるのがベジータである。

 

おっと、話が脱線しそうだ。孫悟空ベジータの関係で記事は別に作れそうだが今回はブルマに関してである。ブルマは明言されてないけど僕はこのブルマもベジータ同様、作中通して変わったと思われる1人だ。

 

鳥山先生もブルマの扱いにはちょっと思う事はあったのだろう。ベタな漫画なら孫悟空とくっつくのはブルマだったはずだ。鳥山先生は読者に先読みさせないというか予想を裏切りさらに上回る展開にしたがる傾向がある。

 

さらに候補だったヤムチャともくっつかずにベジータとくっつく展開にした。僕はリアルタイムで週刊少年ジャンプを見ていて唖然茫然で嘘やろと思った。この当時のベジータはまだまだ極悪人の匂いがプンプンと漂っていた。

 

何か気に入らないことがあったらブルマですら殺してしまうような雰囲気がベジータには残っていた。確実にどこかで殺されると僕は思っていた。イヤ、正直に言うと別にブルマが殺されてもいいと思っていた。

 

というのもブルマは技術者としてはレベル高いのだが戦闘にも加われない。ナメック星でも孫悟飯クリリンに助けられてばかりで非力でいる意味がわからなかった。僕もその当時は中学生でモノの見方が浅かった。

 

当初からお色気要員でお色気使ってサービスシーンを見せるためだけにいたとしか思ってなかった。オマケにヤムチャと恋人だったのも僕の中で印象を悪くしていた。

 

ヤムチャは見せ場のタイミングでしょっちゅうやられてしまう。ブルマは毎回そんなヤムチャを見ながらヤキモキしてハッパをかけたりただ悲しんだりする損な役回りを一時期させられてたと思う。

 

その頃のブルマはただただお色気かリアクション要員にしか見えなかった。ナメック星でベジータと会っては大きな声で驚き慌てふためいたりザーボンを見て同じようにわめいてみたり。

 

要するに邪魔にしか思えなかった。Z戦士の邪魔をするなら来ないでくれとその当時の僕は思った。そのブルマがある時を境に変わったなと思う瞬間がある。それがフリーザが地球に襲来したタイミングである。

 

Z戦士はなんとかフリーザに抗おうと集まったが非戦闘員だったブルマも何故か来た。まだ恋人同志だったヤムチャは何しに来たと困惑。ブルマはフリーザがその気なら地球丸ごとドンだから見学しにきたとのたまった。

 

正直ここからブルマは変わったと思った。ベジータもそのあと明言してはいないが少し見直したのではないか。地球にもこんな気の強い女がいるんだなと。

 

さらにそのあとはまだフリーザ軍を殺したりナメック星人を殺したり平気でしていた極悪人のベジータと1人息子のトランクスをさずかった事でブルマの肝は座ってどんどん強くなっていく。

 

あんな極悪人だったベジータとくっつくくらいなんだからブルマに怖いモンなどなくなっていた。あのブルマなら僕だって一緒になってもいい(何様)なるほど戦闘力で対抗するんじゃなくてこんな対抗の仕方があるんだなと。

 

そのあとゲームの話になるがドラゴンボールファイターズってゲームでフリーザやセルを前に仁王立ちで堂々と駆け引きをしたりするブルマの姿があったりする。いやめちゃくちゃ強い。肝が座っている。

 

ドラゴンボールZ神と神でも傍若無人破壊神ビルスの振る舞いを見て(ちなみに魔神ブウや孫悟飯が一撃も攻撃を与えられない規格外の相手)平手を1発与える。

 

あんな強い破壊神ビルスを見て自分の誕生パーティーを邪魔するんなら今すぐ出て行ってと啖呵を切る。すごい。正直しびれた。強い相手を見てビビりまくって右往左往していたブルマの姿はそこにはない。

 

当然ビルスに反撃を食らうがそれはいい。だがビルスもその時からブルマの気の強さとその肝っ玉を認めて気にいったように見える。ドラゴンボール超では食べ物を餌にビルスを手玉に取るブルマの姿があったりする😅

 

いやほんとにベジータとくっついたあたりから吹っ切れたブルマである。僕もブルマを認めた。戦闘以外で相手を手玉にとるやり方があるんだなって。脳筋プレイなベジータ孫悟空では絶対に出来ない事である。

 

その後ベジータもたまに脳筋プレイでなくて天使のウィスに餌付けをするやり方で取り込むようになったのはブルマの影響だろうか。