ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

副業、アフィリエイトとかでサラリーマンを辞めさようとする人たちが言う自由な生き方について思う事

○サラリーマンが悪、自由な生き方をしませんかという謳い文句をするブロガーや自称起業家たち。起業ブームは昔からあった。

 

だいぶ減ったけど僕の所に副業とか脱社畜を謳い文句にツイッター上で近づく人。YouTubeの広告で会社を辞めるのを前提として自分のビジネスをやってみないかと言う無責任な広告を打つ無礼で非常識極まりない人たちが後を絶えない。

 

今考えると脱社畜、脱サラリーマンの流れは途切れる事なく続いていたなぁと思い返している。90年代から00年代くらいは脱サラしてラーメン屋をやるのがブームだったような気がする。

 

ところが飲食業は儲からないし競争が過酷ですぐに潰れるというのが一般レベルまで浸透したのか今は飲食業よりブログ、FX、アフィリエイトせどり、自動売買ツール、といったネットビジネスで脱サラをして起業する流れになっているようだ。

 

別に彼らが儲かるのは構わないし自分たち内輪だけで盛り上がる分にはいいのだけど下品で扇動的で会社組織やサラリーマンを否定して自由な生き方を一般の人にも勧める姿勢が気に入らない。

 

彼らの謳い文句は大体テンプレである。

 

①嫌な上司とおさらばして行きたくない会社に通う毎日辞めませんか

②私の編み出した方法で集客したら1か月で月収100万円になりました

③かくいう私も散々周りにうまくいくわけないと馬鹿にされた

④それがいまでは1日に2時間くらい作業して後の時間は趣味のサーフィンに使ってます

⑤現在では南の島で自由な生き方をしてます

⑥さあ、あなたもはじめませんか

 

大体こんな流れである。まあ自分達だけで好きなようにやったらいいのだけど一つ言えるとしたら何故彼らはこのテンプレみたいな生き方が最高の生き方だと思うのだろう?それはおたくらの理想でしょ?

 

僕は南の島での生活に別に興味ない。1日に2時間だけ働いて後の時間を遊びに使う生き方に憧れてない。なんでそんな生き方を最高と考えてそれを押し付けてくるのか?全く興味がないのに。そんなに時間あっても最初は楽しいけど暇を持て余すのがミエミエのオチである。

 

彼らの中には家族を持っていて昔は社畜で一緒に家族と過ごす時間が無かったけど今は一緒に居る時間が沢山出来たと訴える人もいる。それは一理あると思う。

 

しかし、父親がほとんど働かず堕落しきった姿を見せるのは如何なものか。で、毎週のように子供とディズニーに行ってますとかの謳い文句もよく聞くが子供のうちから狂った金銭感覚を植え付けてどうするつもりだろうか。これが彼らの言う自由な生き方なのか。

 

大体何にも縛られてないのが自由で幸せだと思ったら大間違いである。上司を嫌に感じたり会社に行きたくない時もあるけど年がら年中ではない。何の障害も辛い思いもしないで成長出来ると思ったら大間違いである。

 

それをなんらの社会貢献もせずに何も生み出さずにお金を右から左に流して儲かるだけのような事をして自分らの生き方が最高で自分らのように生きてみませんかと言われても「は?」である。

 

会社を否定するなら僕らが日夜作ってる商品や機械設備などを使わなきゃいいのでは?会社という組織があるから消費者の元に届けられるのである。もしも世界があなたたちみたいな生き方ばかりする人しかいなかったら世界は回らない。経済が回っているからこそ成り立っているだけである。

 

最近になってそういうのが後を絶えないから一個人として思う事を記してみた。