ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

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Fischer’sのシルクの医療従事者に苦言から考える発信する側が考えないといけない事

今ちょっと人気YouTuberが取った行動に賛否が寄せられていてどちらかというと否の方が多いかな。人気YouTuberのFischer’sのリーダーであるシルクロードが発熱と呼吸困難により救急車を呼ぶ事に。

 

そこで医師から「死ぬか生きるか以外で、救急車を簡単に呼ばないでください」と言われたらしい。それに対するアンサー動画みたいな意味合いで自分たちのチャンネルで少し強めに医療従事者へ苦情とも批判とも取れる動画をアップした。

 

ここまでならシルクGJとも思われたがどうも様子が違う。いざ蓋をあけたらなんとメンバーが緊急搬送される様子や弱っている様を撮影していたのだ。流石にそんな余裕あるならタクシーで行けとか救急車呼ぶなとか許可なく撮るとか非常識と批判が殺到する事になったのである。

 

この顛末を見て時事ネタ系のYouTuberはそれ見た事かと他人事のように私なら絶対やらないけどほとんどのYouTuberはこのように常識やモラルが欠如してると批判していた。

 

僕はというとどうも他人事のように思えなくてどちらかというと似たようなメディアを持つ者として突き放すことは出来なかった。

 

というのも彼らもいわば僕らと同じ素人で自分発信のメディア(TwitterYouTube)を持っている。僕も自分発信のメディア(Twitter、ブログ)を持っている。彼らと僕が持つメディアって自分発信で自分が良く見えるように映えるように構造上作られたメディアなのである。

 

いわばファンが集まりやすい構造で彼らを好きな人は見るし興味がない人は見ない。現に最初のうちに医療従事者に苦言を呈した時にはシルクを擁護するコメントが多かったようだ。ファンを囲うクローズドなメディアで発信するとこうなるのだ。

 

ところがメンバーが撮影していた事もあり心あるファンからも非難の声が上がっていた。彼ら(Fischer’s)がまだマシなのは緊急搬送の様子を撮影していた不都合な事実を隠さずに伝えていた事である。もしくは不都合な事実だとも認識せずにいたのか。どちらかはわからないが。

 

そして、僕の持ってるメディアも一方的なメディアであり例えばTwitterとかで自分に不都合な事実を隠して誰かを吊し上げにしようとする事も可能である。腹いせで気に入らない相手を晒したり吊るしあげたりしたら僕に近しいフォロワーさんは擁護したり同情のリプが寄せられる事になるだろう。

 

本当は自分たちが悪いことを棚に上げて他人のちょっとした言動(例えば上司に怒られた)を改ざんして脚色して是非を問うのも可能なメディアである。それだけに恐ろしいツールだなぁと思う。もちろんしないけど。

 

今回のシルクの件、どうも他人事と思えなくて記事にした。そしてこの件を取り上げる時事ネタ系のYouTuberが他人事のように突き放してたけどアンタも他人事じゃないよと言いたい。

 

追記:この件、何か既視感あるなと思ったら過去にキングコング西野がマネージャーとのやり取りをSNSに晒して是非を問うたのと似てるなと。ホンマ一方的に晒すの卑怯やで。晒す前に考えよう。100パーセント自分が悪くなくて相手が100パーセント悪いなんて誰が言い切れるの?もっと言えば納得いかないなら民事訴訟でひっそりと回りを巻き込まずにやるべきではないか?