ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

漫才ネタや落語みたいな作り込んだ笑いしか受け付けなくった僕。

僕は人よりはお笑いが好きである。ちょっとしたお笑いフリークである。だけども最近どんなお笑いを見ても芯から笑うことは少ない。何故か考えた。もちろんお笑い芸人が段々とつまらなくなってきたってわけじゃない。

 

多分こう考えた方が腑に落ちるんじゃないかなと。お笑いが合わなくなったんじゃなくて自分の年齢が世間のお笑いに合う年齢じゃなくなってきたんだということなんだって。

 

もうちょっと解像度を上げて分析しよう。そもそもお笑い芸人がお笑いをやってる場面って今のテレビではほとんどないと思っている。ロケとかトーク番組とかクイズとかってお笑い芸人が出てるだけでお笑い番組として数えられるけどアレってお笑いなんって思ったりする。

 

一応、百戦錬磨のお笑い芸人が仕切ったりして確かに素人では出来ないくらいの巧みな捌きかたで場を作ってるんだけど。熱量を感じないというか。この番組にかけてるって芸人など居ないと思う。そりゃ毎週レギュラーでやってるのにそこまでの熱量は出せないだろうけど。

 

ほいで同じようなメンツがテレビに出て軒を連ねている。テレビに限るとお笑い芸人はある程度のキャパしか受け皿がなくてかわり映えしないメンツだけで回している印象。それでいて作り込んだ笑いは一切披露せずにそれまでの経験値だけを食い扶持にしてるような感じがする。

 

いや、これはお笑い芸人の問題というよりそういう使い方しか出来ない局の問題や冒険出来ない今のテレビの世界の仕組みに問題があるんじゃないかなと感じる。

 

要するにお笑い芸人がネタ以外でなんかテレビでロケやトークやクイズやってる姿に僕自身が物足りなくなってきてるのである。昔はそれでも笑えていたし良かったんだけど。大人になるにつれて笑えなくなってきている。

 

かたや漫才とか落語は安心して見れるし笑えるのだ。M-1グランプリとか何回見ても笑えるネタは何回も笑える。そりゃそうだろう。今のテレビで見る中堅の芸人がレギュラー番組でやるバラエティーの熱量より遥かに超えるくらいの熱量が1つのネタに注ぎ込まれている。だからあそこで披露したネタは何度も見れてしまう。完成度が半端じゃないのだ。

 

サンドウィッチマン笑い飯ジャルジャル、ロバートらが作ったコントや漫才はYouTubeとかで何回も見れる。アレってやっぱり笑わせる事に特化してるから何回見ても飽きない。

 

テレビ芸が要するに今の僕の年齢に合わなくなっているんだろう。あとは互助会的な忖度笑いが気に入らない。ベテラン芸人になればなるほどユルイ発言でもみんな同業者は笑ってしまうのだ。

 

あんなレジェンド芸人が言ってる事だから無条件に笑わないといけないと大物芸人に忖度するまわりの芸人がバラエティー番組を駄目にしてるような気がするのだ。