ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

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ダウンタウンの凄さをリアルタイムで見てた僕の感想

このブログではちょっとダウンタウンさんをあまりいいように取り上げてなかったかも?というのに気づいてホンマはめちゃくちゃ凄いんやでダウンタウンさんというのをきちんと取り上げようと思う。

 

僕はホンマにリアルタイムでダウンタウンさんを見て育った。ダウンタウンさんの起こした革命はキングコング西野亮廣さんとかの革命の比ではない。それまでの芸人はどこか3枚目しか受け入れる土壌しかなかったような気がするのだ。

 

芸人が笑いを取るにはピエロになってわざと馬鹿になって下に降りて笑わせるのが主流だった。それをあのカッコいいスタイルで気取らずに客にも悪態ついてそれでいて人気なのはなんだこの人たちは⁉︎と衝撃的だった。

 

大袈裟でもなんでもなく大お笑い時代を築いたのはダウンタウンさんである。ワンピースでいうところのロジャーである。大航海時代を築いて有象無象がルーキーが海賊たちが割拠する時代をロジャーが作ったのと全く同じである。

 

今、売れてる芸人たちは口を揃えてダウンタウンさんに憧れて芸人を目指したという。それまでカッコいいの対象は俳優やミュージシャンしかなかった。特に若い時の松本人志さんはエゲツなくカッコ良かった。坊主の時の尖った頃もめちゃくちゃフォルムが良かった。

 

俳優やミュージシャンは参入障壁が高い。何かおいそれとはじめられる感じではなかったので喋りとかフリップだけではじめられる芸人って職業はまだはじめやすかったのだと推測する。

 

カッコいいしお金たくさんもらえるしいい女を抱けるという三拍子揃った夢のような職業にいつのまにかお笑い自体がなっていた。これってダウンタウンさん以降に起きた現象じゃないかなって。

 

参入障壁が無いって意味では素人にもお笑いをお手軽に取り入れやすくしたのもダウンタウンさんの革命である。俳優やミュージシャンの真似事は素人に100パーセント出来ない。

 

ダウンタウンさんは独自の言葉遊びと自分たちだけで通じるワードを駆使して笑いを取っていた。現にダウンタウンさんたちは自分たちを笑わし合う事で成立させていた。ガキの使いのフリートークなんて最たるものだ。

 

ダウンタウンさんの笑いは真似したくなる親しみ安さなのだ。よくコントでヒーローが出てくるが貧乏臭くて情け無いのばかりで笑える。アホアホマンとかミラクルエースとか。何しに来てんお前たちみたいな。

 

ホンマに学生時代にダウンタウンさんの笑いの手法を取り入れてる同級生とかが結構いた。

 

んであとになって気づいたんだけど。これって全てダウンタウンさんの仕組んだ計算かも知れないって。

 

お笑いの地位を上げてダウンタウンに憧れて芸人を目指す人口を増やして素人とかにも真似したくなるような芸とか口調や言葉をいっぱい作って。芸人たちは自分たちのルーツを語る時に必ずダウンタウンさんの名前を出すし素人はダウンタウンさんの真似事をするし。

 

わさと自分たちの世界の裾野を広げてレッドオーシャンにして芸人になる人の人口が増えれば増えるほど始祖としての自分たちの名前が上がる一方である。全芸人にわざと憧れを抱かせて倒させたくなるように仕向けるけど誰も勝てない。

 

誰も勝てないのを世間に何度も知らしめるたびに彼らの名前は勝手に上がっていく。半永久的に自分たちをチャンピオンのままにさせるようなシステムになっている。というのはちょっと考えすぎだろうか。