ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

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西野亮廣の最近の動きと所感について徒然なるままに

○才能ある西野亮廣氏。だが彼の脚本家やお笑いとしての彼の才能は

 

たびたびこのブログで取り上げている西野亮廣氏。僕は大前提として彼は才能ある人物だと思っている。それだけに吉本退社の流れとプペル関連の動きは残念である。

 

本当に意固地だなあ。だけどクリエイターとしてはその意固地さは必要ではあるが。今回プペルを世に放って彼の脚本家としての力量を世に示した訳だが彼の才能は…

 

やっぱりそこまではなかったかなと思う。なくても別に仕方ないかなと思うがYouTubeではプペル関連のレビューも結構あって注目の高さを垣間見た。

 

こうやって話題にするだけでも西野亮廣の術中にハマっているような感じもする。ちなみに僕は彼から笑いの才能もめちゃくちゃ高いとは感じない。脚本家としてもまあまあかなという感想しかない。

 

彼の才能は別のところにある。あれだけの集中力で物事に取り組める姿勢や前向きな生き様。人の心を動かす力やお金を引っ張ってくる才能。カリスマ性。この辺りは西野亮廣にしか出来ない非凡な才能ではないだろうか。

 

○プペルについて少しだけ

 

初の映画作品として世に放ったが出来はどうだったのか。つまらないという意見も見られるが多分それは誰もが楽しめるエンタメ作品じゃなかったからだろう。

 

僕はこれはプロパガンダ映画だと思う。こんな考え方を世に示したい。それが出発点で目的地のような感じだったから。人の夢を笑うなというのが最初から最後まで貫くテーマである。

 

説教臭く感じたという声が多かったが多分そうだろう。始めから終わりまでこの映画の登場人物はこのテーマに突き動かされているのだ。それが色濃く出過ぎてエンタメ作品としては楽しめない要因か。

 

西野亮廣という人物の思想が登場人物に反映されすぎてどうも作中の人物にも西野亮廣がチラついてしまう。多分メッセージとして込めた熱量がありすぎるが故にだろう。

 

一方でディズニーの映画はどうだろう(西野亮廣氏がディズニーを倒したいと言ってるので)先ずはウォルトディズニーがどんな思想を持っているかはあまり知られてないし知らない。いわばフラットである。

 

その一方で西野亮廣の思想は色々な媒体で発信してるし彼の考え方や生き方はかなり知られているのではないか。

 

ディズニーの作品が楽しめる要因はウォルトディズニーの思想や考え方とかが作品に説教臭く乗っていなくて子供達や大人にも楽しんでもらおうという純粋さなんだろうと思う。

 

プペルが子供達に見せたいかと言われたらうーむと思う。高いメッセージ性を受け取れる子供が中には居るかも知れないが。基本的に子供向けはアタマ空っぽで見ても楽しめる作品でないとなあ。  

 

閑話休題。今回は西野亮廣氏に脚本家として高い才能は感じ取れなかった。それにしても吉本の芸人の映画ってハズす事が多いよね。松本人志も監督としては才能なかったなあ。

 

彼も西野亮廣の映画と似ていて独自の発想と子供っぽい部分を見て欲しい(大日本人なんかは特に)だけで映画として楽しめるかどうかの客観的に見直す事はしなかったと思う。普段、客を突き放す芸風だし彼がそんな事するような性格ではない。芸人として彼のコントやお笑いが完璧なのはそこだけは本業としての嗅覚で完璧なのだろう。