長らくお待たせしました😅去年の11月に前編を書いて以来止まったままでしたがようやく続きを書きます。ちなみに前回のはこちら。
この頃はまだブログも弱小で1日に20アクセス来たら万々歳でしたけど。今や1記事書いたら200アクセスくらいは普通、良い時は1000アクセスくらい来る。多少はつよつよブログに変化したのでどれくらいアクセス来るか楽しみ。
脱線して申し訳ない。というわけで早速レビューの方に映らせてもらいます。
6. 服部
バンドロックサウンドの真骨頂ともいうべき王道な楽曲。キーボードが楽しい。人をおちょくったかのような遊び心満載である。歌詞も真剣に書いてないでしょう的なテキトーさである。
昔のバンドブームの頃には演奏力が高いバンドがゴロゴロおった。unicornも例に漏れず演奏力が高かった。たまとか人間椅子とか。とんでもない演奏力でわかりにくい難解でアングラな歌詞を放り込むから笑っていいのか感動していいのかわからない。
そういう意味では彼らは似てるのかもしれない。歌詞はオマケで演奏を楽しめと。あえてカッコダサい感じにしてるのも良い。たまや人間椅子よりはとっつきやすい新生unicornの幕開けを告げる曲である。
この曲以降はおふざけ遊びモードの強い楽曲がたびたび出てくる。初期の女の子ウケを狙った楽曲からは少し毛色が変わってくる。
7. デーゲーム
坂上二郎バージョンではない奥田民生ボーカルバージョンのやつ。ゆるゆるの昼下がりにダラダラやってるような肩の力が抜けたサウンドである。
最初はなんじゃこりゃと思ったが中毒性のある楽曲である。もちろん野球を題材にしてるのだけど。作詞はテッシーこと手島いさむが担当。
8. おかしな2人
ライブで乗れる定番曲。説明不用。聞いたらわかる。前奏が神がかり的に良い。作詞はドラムスの川西くん。
川西くんはペケペケといいどうしょうもないダメ男と健気な女の子を書かせたらなんでこうもハマるのか。今回もダメ男と離れられないダメな女の子をテーマにしてるが天才的である。
最初から最後までクオリティーが高い。unicornはその性質からイロモノ扱いされてしまいそうだけどきちんと高い水準でクオリティーは確保できている。それゆえに遊びに走るのだ。ピカソがホンマはちゃんとした絵を描けるのに似てるのかもしれない。
9. 大迷惑
ソニーミュージックの社員がやたらと転勤が多いらしいので彼らの悲哀を代弁して歌ったらしい。unicornはシングルというモノを普通はアルバム発表前に出すというセオリーを知らなかったらしくようやく出した1stシングルである。なんという遅さ😅
ストリングスやオーケストラも入った仰々しい楽曲。相変わらず歌詞はおふざけ遊び心満載である。PVで超大人数で演奏している。
ここで初めてボインという単語が出たのかな?これ以降ボインという単語はunicornの代名詞になったような気がしなくもない。
10. 人生は上々だ
作詞は川西くん。後半に尻上がりにめちゃくちゃキーが高くなる。いつも大変そうだなーと思って聴いてる。いやホンマ攻めた楽曲よね。
彼らの楽曲って詞の方が変わっていて等身大の自分達の事を歌うというより誰かモデルとなる人物を空想で作り上げてあたかもホンマにあった話しだったかのように物語を作っていく。
絵本作家のような感じである。多分、小説とかを書かせてもそこそこ良いモンが出来ると思う。
11. 自転車泥棒
こんな重いタイトルをよくこんな楽曲に仕上げたなあ。イタリア映画のアレから取ったのかもしれない。unicornはよくタイトルをオマージュで使う。ビートルズの楽曲のタイトルとかもよく使っている。
作詞は手島いさむ。デーゲームと似てて夏の日の物語である。少年時代の夏の日をよく題材にしている。あの頃のふわふわした地に足ついてない浮遊した感覚を思い起こさせるサウンドである。
とりあえず中編がようやく終わりました。後編はいつになるやら。気長にお待ちを💦