ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

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真面目で誠実な男がモテない時代が何故来たのか考えてみた

世の中狂っているとは思うけどその1つが真面目で誠実な男が何故モテないかというヤツである。これは誰もが思う事であろう。僕だって真面目で誠実な男がモテる時代が来てほしいとは思う。だけど現実は違う。

 

天然で自然のままチャラくて悪くてクズ気質の男がモテるというわけのわからない現象が起きている。彼らはナチュラルに自分を作らずにただただ自然にやってるだけである。それでいて女の子を振り回すだけ振り回して悪びれる気すらないのにモテてしまう。こうなったら非モテはお手上げである。

 

じゃあ真面目で誠実な男なら良かった時代はあったのだろうか。多分遡ってみたらそれはそれであったかもしれない。

 

昔はお見合いというものが主流だったのである。親というものがかなり今よりは力を持っていて親が決めた結婚相手にとりあえず決めさせられるみたいな社会の仕組みがあったのである。

 

その頃の女性というのも社会的に今ほど権利を持っておらずに女性が学校を卒業したら誰かの家に嫁がなけりゃ死活問題な時代でもあったのだ。女性の働き先が今より全然ない。嫁ぐより他の選択肢がない。訳のわからない知らない男と見合いさせられ半ば強引に結婚するしかないのが当時の主流であった。

 

男は男で何も努力しなくてもごっつあんゴールで言っちゃ悪いが簡単に結婚出来てしまえるシステムが出来ていたのである。信じられない話だけど。そこにチャラ男とかクズ気質なんて必要なかったのである。だからその頃は真面目で誠実である事が強みでもあったのかもしれない。そこそこの年頃になったらいきなり結婚させられるんだから。

 

その頃の花嫁は結婚式で泣いていた花嫁も少なくなかっただろうけど本心は嫁ぐのが嫌で泣いていたのかもしれない。考えてもみろ。好きでもない男と自分が生き残るために仕方なく結婚するなんてあまりにも残酷だ。

 

その制度はいつのまにか息を潜めたのだが。女性の社会進出が可能になって必ずしも嫁がないといけない状況ではなくなった。女性を取り巻く環境が変わって選択肢が一気に増えたのである。そうなると生き残るために無理矢理結婚することが選択肢から除外できるのだ。

 

いや、ホンマにそうなって良かったと思います。日本が先進国になれた証だと思う。先進国か後進国の違いっていうのは女性がどんな立場に置かれているか見ればよくわかると思う。後進国は女性が未だに就学率が低かったり自分の身を切り売りしたり(売春、望まぬ結婚)しなければいけない状況が続いている。

 

結婚から開放された女性はちょっと立場的に選べる状況になったのである。一時期、アッシー君や貢ぐ君などの流行語が出来たように真面目で誠実が強みだった男をあざ笑うようなモテない男を踏み台にする下剋上が起こりはじめたような感じがする。

 

それ以降、真面目で誠実な男は冬の時代に突入してモテ街道からは排除されるような流れになったように僕は感じる。

 

でね、最初に自然にナチュラルにクズ気質なチャラ男はそうなんだという話をしたけど真面目で誠実な男も自然にナチュラルに真面目で誠実なんですよね。

 

これは変えようがない事実でいくらモテ教本を読んで悪ぶってみたり付け焼き刃でチャラ男の真似をしても自然にナチュラルにチャラ男なヤツには勝てない。逆も然りでチャラ男が真面目で誠実なヤツを演じてみてもどこか嘘くさい。

 

でも人には色んな側面があって真面目で誠実な男もそれだけしか持ってないわけではないと思う。24時間ずっと誠実で真面目ですなんてわけない。気心知れた人の前では意外にもフランクに話してたりするかもしれないし。

 

それに恋愛においてはクズでチャラ男の方がモテるのは変わらないだろうけど最後の結婚という決め手を持つ時には誠実と真面目さは要素として選ばれるのは変わらないと思う。という話でした。何が言いたいかわからなくなってきたな。つまりはそういう事。