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USJを救った天才マーケターの驚きの戦略!!

急に寒くなりましたな。どうもです。

USJユニバーサルスタジオジャパン。行った事ありますか?僕は近くまで行きましたけども中に入った事は無いです。

 

凄い人気ですよね!でも一時期経営危なかったんですよね。実は。で、これはイカンという事で助っ人のマーケターをヘッドハンティングしたんです。それが今回の主役森岡毅氏です。マーケターというのは会社の戦略とか戦い方を考える人です。

 

天才マーケターが、実際に行った改革の方法を3つあげてその手腕を紹介します。

 

①映画屋辞めます!総合エンターテイメントを提供。良いものは全部取り入れろ!

 

僕が知っている初期の頃のUSJは映画色が強かったんですよね。でもね。映画だけをウリにしてた事で実際には客足が右肩上がりなんて事にはならなかったんですよね。

 

森岡氏はここにメスを入れなイカンと1番のウリの映画色が強いUSJを変えると言い出したんです。

 

昔からいる社員からは猛反発だったらしいです。それはそうでしょう。そういうコンセプトで作られたテーマパークがそれを変えるとはどういう事か!?と。

 

でもちょっと待って欲しい。それで実際に結果は出てるのかというのも事実。だから森岡氏が呼ばれたのも事実。事実を認めるというのは時に痛みを伴います。

 

森岡氏はアニメやゲームからどんどん取り入れ映画以外のジャンルと手を組みます。「ワンピース」とか「ドラゴンボール」とか。最近ではマリオエリアが出来ると話題に。ハテナブロックを下から殴れるそうです。殴りたいですな!

 

森岡氏の戦略は大成功。読みは正しかったのです。

 

②ハロウィンナイトを大規模に。ゾンビの仮装で女性に大ウケ。

 

ハロウィン期間にイベントをUSJはやってたんですがテコ入れを開始。女性にターゲットを絞ろうとした。

 

ハロウィンナイトと銘打ってゾンビの仮装して入園者を追いかけ回すwというアクティブな内容にした。これが大ウケ。

 

特に日本の女性は普段の生活の中で自分を表に出したり言いたいことが言えない状況下にある。確かにジェットコースターに乗ってワーキャー言ってる時の女性は楽しそうだ。(僕調べ)

 

日常で押し潰された感情を表に出せるというのがテーマパークの使命でもあるわけです。若い女性がなぜディズニーランドが好きなのか答えがそこにあると思う。

 

この戦略はテーマパークの命題に原点回帰したイベントではないだろうか。入園者数倍増に一役買ったハロウィンナイトである。

 

③先程までの戦略はこれを作る為の布石。ハリーポッターエリア開業。

 

実は今までの戦略はエリア内にハリーポッターエリアを作る為の布石だったんです。森岡氏の構想にはハリーポッターエリアを作るというのが当初からありました。だが予算が足りない。エリア開拓に450億円かかるけども売り上げは850億しかない。

 

じゃあそれまでに収益を上げよう。というのが実際にやった前述の①と②の戦略です。

 

ハリーポッターエリアの予算を手に入れて実際に開業しました。まさに有言実行。

 

ハリーポッターの世界観は陳腐化しにくいという森岡氏の信念の元に進められたのです。しかし、前の成功で味を占めて守りに入ってハリーポッターエリアへの投資辞めないか?と普通ならなりそうなところ森岡氏は攻めることを選びました。

 

この辺りが一流だなあと感心しますね。前の成功で満足しない辺りが。

 

④結びに

 

学びが沢山ありそうな森岡氏の経営戦略。彼は前はP&Gで勤めていたそうです。所変われど天才の手腕は何処でも発揮出来るモンなんですな