働き方改革。2年前の2018年に賛成多数で可決された法案であります。少子高齢化による労働人口の減少に歯止めをかけるというのが命題になっております。
色々な項目に分かれていてその中でも特に主眼となるべきものがこれではないかと思います。
○長時間労働の解消
長時間労働に関しては残業時間を月45時間にするというのが決定されてます。繁茂期でも月100時間未満。守らない企業にはさらに労働基準監督署の立ち入りも強化。
さらに日本は正規雇用と非正規雇用の格差が高いとされてます。欧米諸国のそれと比べて。ここで大事なのが同じ仕事内容で同じ時間働いている非正規雇用者であれば正規雇用と同じ待遇を行うというものです。
それぞれの施策の開始スタートは大企業と中小企業によって違います。まずは大企業が始めて中小企業が後を追って始める形になります。中小企業は大体2020年4月スタートになります。
だけどどうだろう?世の中のほとんどは中小企業に当たると思いますが…守れるでしょうか?そこが命題かなあと。
法の網の目をくぐってやり過ごす会社とかが出てきそうな気がします。そもそも最初からそれが守れるならこんな事にはならない訳で。
残業減らした代わりに人員が増える訳じゃなく首を締める現場が出たり…サービス残業が知らないうちに横行するケースも出てきたり。
残業減らした代わりに誰か帰った後にやってくれる人がいるのか?根本の仕事量と従業員の数とが変わらないのに。よくノー残業デーを掲げている会社がありますがそのスローガンは大体過去のものと化して陳腐化してるのも事実です。
という懸念があるのでは。だけどネットで調べたら成功例も意外とあるみたいです。それは中小企業でも例外ではない。
国から外堀埋める形で進められた働き方改革だけど大体、いつも損するのは現場の人間だったりするのです。ただのスローガンと化したノー残業デーを掲げている会社みたいに後々に形骸化するような働き方改革にならないといいなと思います。
そして真の目的を達成する事が出来るのか見守りたい。
追記:少しお題からズレてるかもしれないですけどあとは働きたくなるような会社がどんどん増えてきて欲しいですね。
僕はエンタメとか面白いものが大好きです。喫茶店やゲームバーとか楽しい!!を提供してくれる場所が好きです。
だけど実際にはどうだろう?趣味でやってたり食えていけるかいけないかのレベルだったり。
そういう楽しい!!を提供してくれる場所が食えないというのは残念きわまりない。
なんかそういう店とか楽しいものを提供出来る店が食っていけるようなシステム出来たらなあとか思ってみたり。働き方改革とは全く関係ない別枠な話ですが。