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【しくじり恋愛道】今までの僕の恋愛と恋愛観を語る 前編

今まで避けて来たけど今回は恋愛についてである。とはいえちょくちょく今までも恋愛について語っては来たけど今回は核心に触れたいと思う。あくまでこれから話す内容は僕が思うだけで全ての人に当てはまるとは思わない。だけど僕の中ではこれが答えだというものがしっかりある。

 

今まで恋愛について語ってきたけど抽象的なものばかりで具体的なものがなかったのでついにというか僕の体験を通じて僕は恋愛について男女というものについてこう思っているという事を話せたらなあと。

 

前置きが長すぎたのでもったいぶらずにそろそろ行こう。その前に僕の学生時代というものに軽く触れておかないと結論に辿り着けないので説明しておく。

 

僕は中学生時代は勉強出来ない肥満児で冴えない学生だった。受験に失敗してみんながこぞって行ってた高校には入れずワンランク下の高校を選択する事に。

 

そこで新たなスタートを切るために今までの自分をリセットしようと真剣に考えてみた。まずは肥満体質改善で20キロの減量に成功。見た目も一気に改善。

 

勉強もがむしゃらに取り組むと成績も上の下くらいのランクにあっさりとなれた。競馬でいう降級戦でワンランク下のクラスで走ったらぶっちぎったみたいな話だろうか。

 

一人称も僕から俺という言い方に変えた。とにかくあとは自分に自信がある風な話し方をハッタリでもいいからやるようにした。オドオドしてるとコイツあかんとバレるからだ。そうするとどうだろう。段々とそれが板についてくるのだ。自信あるようにに振る舞う事で本当に自信がついてくるのだ。不思議なことに。

 

このように全力をあげて高校デビューを果たして段々と冴えない中学生時代の影をもみ消してそんな事なかったように振る舞えた。幸いに中学生時代からの知り合いも全員学校を退学したからバレずに済んだのは幸運だった。

 

さて、前置きが長くなったが本題である。イケイケでちょっと自分に自信がついてきた頃に学校内のイベントで学校に来ていたのだが女の子に話しかけられた。一個下の後輩だという。今考えると多分どこかでいつも僕の事を見ていて気になっていたのかも知れない。

 

○○の会場に行きたいと道を聞かれたが俺も今からそこ行くけど一緒に行く?と軽ーく聞くとあっさりとハイとの返事が。こんな風に言って嫌がらないのが不思議だった。それからイベントを一緒に見る事に。

 

かなり美人だったな。実際かわいい子だった。なんで僕に声かけたのか当時はわからなかった。僕も体重50キロでシュッとしていてその当時は見た目にも自信があったのも事実(今は違うが)終始楽しく談笑しながらイベント終わり。とりあえず目的は果たしたから下校する事に。一緒に帰る?と聞くとこれまたあっさりとハイという返事が。何から何まで新鮮な反応で驚きだった。しかも妙に嬉しそうで。

 

だけど帰宅の分岐点であっさりと彼女を帰してしまったのだ。僕にはその時勇気がなかった。時間的にはまだ遊べる時間だし連絡先を聞く事も出来た。そのどちらもしなかった。僕が彼女に気があるのを悟られるのが怖かったのだ。

 

その後、会うこともなく卒業式。最後の日に教室でまだ沢山生徒がいて僕はたむろしていた。最後の日に彼女がなんと教室に来てくれた。普通、在校生は来る必要が無い日に関わらず。僕は一気に混乱した。頭をフル回転させた。

 

僕が驚きを隠せずに一言二言彼女に話をするともうはっきりとわかったのだ。彼女は僕の事が好きだ。学校のイベントの日に僕を見つけた時から下校の時までずっと好きでいてくれて彼女にとってはラストチャンスの日に僕の教室を探し当てて来てくれたのだ。好きじゃなきゃここまで出来ないだろう事はもう明らかだった。

 

なのに、なのにである高校生であった当時の僕は最大限の感謝を告げて握手をする事だけで精一杯だった。

 

もはや弁明するつもりもないし彼女が可哀想だろうと思われるのはもう仕方ない。僕はそれでも彼女の好きという感情が僕に向けられているのが信じられなかった。そして逃げてしまった。彼女の好きという気持ちに答えられなかった。

 

本当の気持ちを告げられなかった。僕も同じように好きだった。これだけ条件が揃ったチャンスを全て失って後ずさりしてしまった。

 

僕は多感な冴えない中学生の時に女子から常に笑わる存在だったが故に最後まで彼女の愛に自信が持てなかった。自分の事も彼女も信じられなかった。こんな僕に好意を持ってくれる女子なんて居ないとどこかで常に思っていた。あの時信じられなくてごめんなさいとしか言えない。本当に今でも思い出して後悔する出来事だった。少し長くなったので一応ここまでを前編にして後編に続く。