ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

ヤンキーだらけの高校で普通のヤツだった僕はこんな風に立ち回った

僕、あんまり努力しなかった中学生時代に受験に失敗したんよね。で、受験に失敗して偏差値の低い学校に行く事になるんやね。偏差値低いってのはどういう事を意味するかわかる人はわかってると思うが悪いヤツとか訳ありのヤツが集まってくるのだ。

 

特にヤンキーや真面目に取り組まないヤツが集まってくる。真面目に取り組むならもっといい学校に進学してるはずだ。

 

さあ困った。当時の僕はイケてない男代表くらいのヤバい中学生だった。このまんま歯止めを効かせずにのらりくらりと高校生活を同じように送るなら暗い長い青春確定であった。

 

気が弱くて太っていて女の子ともまともに会話出来ない雑魚中学生だったけどここで革命を起こさないと取り返しがつかないと判断した。中学生時代はもはや捨てたし中学生時代の同級生とは連絡を絶って会わない事にした。

 

ワンピースで言うところの東の海からグランドラインに行くくらいの決心だった。オレはお前らと連絡を絶って生まれ変わるつもりだから生まれ変わるまでは絶対に会わないと決めていた。小馬鹿にしてきたヤツもいるしその時は何も抵抗出来ずに逃げたが今度やってきたらぶちのめすくらいの力をつけるつもりだった。

 

余談だが嫌な事があったら逃げたらいいと言う人が最近よく見かける。僕もおおむね同意だが逃げるだけでは不十分かなとも思う。出来るなら一旦逃げてチカラをつけて今度同じ状況になっても跳ね除けるチカラをつけるために逃げるというのが正解じゃないかな?チカラをつけない逃げは単なる逃避だ。

 

話を戻すがその進学先の高校はヤンキーが多い、早速の試練である。ここでやられっぱなしでヘラヘラ笑って見過ごしていたんでは中学生の時の繰り返しである。そんな情け無いヤツには彼女も一生出来ないしクソみたいな一生が待ってる予感がした。

 

そこで僕は考えた。ヤンキーたちにどう立ち向かうのが正解か。大体、彼らはおとなしい子たちに度を越したイタズラや理不尽な事をしてリアクションを楽しんでたりする。その時に冷静に行動しないと失敗する。

 

まずはヘラヘラ笑ってやり過ごす。これが1番のNG行動である。この時点でヤンキーたちにマウントを取らせているようなものだ。もうあなたにかなわないから好きにやってくださいと言ってるようなもんだ。

 

大体この行動は普通に考えたらおかしい。動物の世界でもやられそうになったら反撃するのに黙って受け入れる者があるか。

 

ヤンキーたちは自分と同等くらいの切り返しをする人にはそれ以上はやってこない。自分たちがメチャクチャな事をおとなしくしてる子にやってる自覚はあるはずで反撃されたらそれ以上はやらないのである。

 

とりあえず殴られてもいいから初回にヤンキーからなんか変なちょっかい出されたら反撃する作戦に出た。ひょっとしたらヤンキーのネットワークで後で呼び出されてボコられる可能性はあったけど何もしないよりはマシだ。

 

とにかく初回の行動が肝心だ。で、反撃したら流石にヤンキーもムッとしていたがそれ以上の行動には出なかった。ヤンキーはわざわざ反撃するヤツに労力使ってまで報復したりはしないのだ。

 

それ以降は僕も観察しながらちょっとヤンキーの生態もわかったような気がした。敵を知れば怖くはなくなる。

 

僕はヤンキーには色んな意味で負けなくなかった。めちゃくちゃ理不尽でクズのくせにいい女と付き合ってたりして訳がわからなかった。ちゃんとしてるオレらがモテるならわかるけどなんでやねんとそいつらからかっさらってやるくらいのイカれた怒りが僕を強くした。

 

かくして僕は高校に入学していじめられたりすることなくヤンキーだらけの高校を無事卒業したのである。余談だが中学生時代のヤンキーの同級生が金をせびりに高校卒業後に来た。グランドラインを旅してチカラをつけた僕はもちろん自分のチカラで撃破したのだが。