少し前にブログで取り上げた前頭葉のハナシ。
今回はその和田秀樹さんの著書を1日で読んだんで忘れないうちに読後感想などを。
この本はスナック感覚でサクサク読める。深い知識を必要としない本である。1つの主義主張が2ページくらいで展開されている。僕がだいたい普段から大切にしてるような考え方が多かった。
こうした習慣や考え方を身につけた方が意欲や自発性は衰えないし元気でいられるよーというのが75項目もある。その中でとりわけ僕が新たに知見を得た考え方とか習慣を紹介したい。
ある意味なるほどと思ったのが無理に勉強しないという項目。生涯学習とか流行ってたり定年を迎えた高齢者が時間あるから図書館に行って勉強するんだけど記憶力が衰えて覚えた先から忘れてしまうんだって。確かに。そのため長続きしないんだとか。
それだったら新たな知見を得るためにインプットする形の学習から今まで得てきた知見を書き出したりブログに吐き出すアウトプットの方がいいんだって。
もちろんインプット学習してもいいけど若い頃みたいに頭に入る量が多くないのは想定しなきゃならない。勉強しないってのが目から鱗だった。
あとはバラエティ番組は観ないって項目。おお、そう来たか。というのもせっかく家族が集まって一家団欒の家族の会話の機会があるはずの場面なのにテレビがあるとテレビが中心になって会話しなくなるという。会話しないと前頭葉は働かない。
番組を受動的に観てる間は脳は全然働いていない。脳に休まる機会を与えているだけで思考は全く機能してない。
テレビを見るとバカになるとよく聞くがテレビのバラエティに影響されてバカになるというよりテレビ観てる間に脳を休まてるだけだからバカになるという仕組み。脳を休ませては駄目なんです。
あとは実は無理な減量も良くないんだって。若い頃ならストイックに減量もいいんだけど中年になると太るのは仕方ないんだって。男性ホルモンが減少するから脂肪を蓄えやすい身体に中年になるとなりやすいんだとか。
奥さんやまわりの人は中年太りをあまり攻めたてずに理解してあげてくださいませ。中年は基礎代謝も落ちてくるので頑張ってもなかなか痩せにくいし攻めたててあげたら可哀想なのだ。
という感じで緩くするとこは緩くして締めるところは締めるという生き方が中年以降からは必要になるようなので中年の自覚がある方は是非読んでみてはいかがかな?