ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

子供を叱らない学校を作りたい。

人を叱るって行為。エネルギー使う割にコストパフォーマンスよくない気がしませんか?日本のあちこちで行われているが果たしてそれで良くなる事はあるんだろうか。

 

僕は今の日本の学校教育にひと言どころか100言くらい物申したい人なんだけどとりわけ先生が子供を叱るという行為に言いたい。

 

たとえば授業の途中で生徒がふざけたりしてその生徒を全員が見てる前で叱るとか生徒の服装が乱れていると学校の正門の前でみんなが見てる前で叱るとか。成績とか出来が悪い生徒をなんで出来ないんだとむやみやたらに叱るとか。

 

良くないと思うよね。正直なところそれが原因だとまで言い切れないけど学校の中でいわば権力や決定権を持ってる先生と呼ばれる上の立場の人間が他の生徒の前で叱るとかって生徒同士のイジメを増長させる温床になってる気がするんよね。

 

力を持ってる人間が生徒の模範である先生が1人の生徒を晒し者にして叱る。そんな光景を目の当たりにした生徒たちは先生がやってるんだからオレたちもやっていいんだと勘違いしてしまう。子供は大人の真似事をすぐしてしまう。

 

せめて叱るんならみんなが見てる前とかはやめてあげて欲しい。それより何より叱らないで済む学校になればそれが一番ではないかと思う。そんな学校作れないかなあ?

 

たとえば授業が生徒がうるさくて進まないのはホンマに授業がつまらないのだと思う。つまらない授業をしてるから生徒が聞かないのであって生徒のせいではない。それを叱って恐怖や脅しのチカラで一時的に従わせるって愚かな事だと思いませんか?

 

生徒もバカじゃないから自分にとって必要ならば知的好奇心とか知りたいって気持ちは絶対にある。仮に誰かに勉強するなと言われても自分が興味があって知りたい分野の事なら勉強禁止と言われても勉強する。僕だってそうだ。

 

社会に出ても役に立ちそうもないような知識をいっぱい詰め込まされて後々役に立つからとか言われてだけど大人になったら勉強しなくなるような今の教育制度に問題があるんじゃないかなあ。

 

本人たちが知りたい学問を選択させてそれに詳しいプロを連れてきて興味深い話を聞かせてあげたりもしくはその分野の本を沢山用意して時間忘れるくらい読ませてあげた方がよほどいい。そこでつまづいた時だけ大人が介入して助けてあげるみたいな。上から教えるだけの先生って必要なんかなと本気で思う。

 

どうも今の日本の社会って大人が入り込みすぎていると思う。大人が動きすぎて生徒の自主性とか自分で考える機会を奪いすぎてるのではないか。言う事を聞かせる事ばかりに執着してるから叱らなきゃいけない場面が出すぎてるし先生も無駄にエネルギーを使いすぎている。

 

子供だけに任せたらめちゃくちゃになると心配しすぎているんだろうしそれもわかるんだけど…子供に教えなきゃいけないのはあんな事をやりたいとか将来これをやりたいと渇望するワクワクする大人の世界を見せる事である。

 

自動車の整備士になりたい生徒とかに実際に現場を見学させて実際に従事してる人に話を聞いたりやりたいなら実際にやらせてあげたりその生徒がやりたい事をさせてあげる。そのために今自分が必要な学問を勉強する。要するに学問ってそういう事じゃないの?

 

そこに大人が入り込んで叱るって行為はあまり必要ないと思う。仮にあってもごく最小限で済む。実際に自分が将来にやりたい事の現場を早くに体感させてそれに付随した勉強をするのは理に叶ってはいないか。僕にお金と時間とか諸々あればそんな学校を作りたいなという妄想です。