ツイッターでこんな事つぶやいてみた。
成人の実家暮らしがあまりいいイメージ持たれないのは働いているのに実家に食費2万くらい入れてあとのお金は毎月使い果たしてる人も居るからだろうな。そりゃ一人暮らしで家賃や光熱費とか自分で払ってる人からしたら面白くないわな。自分で家賃も光熱費も実家に入れてる実家暮らしもいるだろうけど。
— うお (@uosan_eki) March 16, 2023
ま、実際のところどうなんだろうというところはある。実家暮らしの人が全て当てはまるとは限らないけれど。ただ実家暮らしという仕組み的に人として頼りなかったり浮世離れしてる感はあるかもしれない。
まずは金銭感覚の問題である。普通からしたら考えられない金銭感覚に陥ってしまう可能性はある。何しろ日々の生活費の支払いに自分で支払いをしてる感覚が欠如してるので。
公共料金の支払いにいくらかかかっていて実は日々の支払いで給料のかなりのパーセンテージを持っていかれてるのに気づいていないのである。実家暮らしじゃない他の人があくせく働いてるのにお金が貯まらない事になんでと逆に疑問に思ってたりして。
そりゃ給料の大半を自由に使える状況にあるなら残るでしょうにとみんな思うだろう。そんなふうに実家暮らしだと浮世離れした感覚に陥りがちになる。イージーゲームをしてることに気づいていないのだ。
あとは肌感覚だが実家暮らしだと物事に必死になって何がなんでも自分で稼いで生き延びてやるみたいなハングリー精神に欠けてしまう。いざ自分が稼げなくなっても実家があるしみたいな甘さが潜在意識にあるのではないか。
一人暮らしの人の方が必死にやりくりしようとガムシャラに頑張ってる印象はやはりある。自分が倒れたら後ろ盾が全くないので必死さが違う。後ろ盾があるとどこかのほほんとして危機感がないように見える。
何よりデメリットなのは異性と対峙した場合である。多少なりとも将来を意識してるならそれは足かせになる場合もある。自分は実家暮らしに甘えてるつもりはないと言っても世間はそうは見てくれない。
とはいえ状況的に実家暮らしをしなきゃいけない人もいるだろう。その人からすれば仕方がなしにしてるのになんで風当たりきついのかとその状況は面白くないだろう。
ただ、どこかのタイミングで2年なり3年なり一人暮らしをして世間並みに生活費の支払いなどで現実というものを知る機会があったらまた違うのになとは思う。
いちばん良いのは大学とかのタイミングで寮生活なり何かで自力で生活するイベントが発生するのがいいのだろう。これは本気で国や教育機関もチカラを入れて取り組んで欲しいと密かに思っている。
そして子を持つ親とかも子どもの自立をするのに協力してあげて欲しい。いつまでも子どもを囲い込み続けて世間を知らない世間からズレた感覚を子どもに持たせると子どもにとっても不幸である。世間からズレた子はいじめの対象にもなりやすくなるのだ。閑話休題。
海外では自立するのが文化として芽生えていて自立しないとカッコ悪い感覚があるらしい。確かに海外の留学生とか日本に稼ぎにきてる外国人は若いけどみんな家庭を持ってたり自立している。
特に日本は親が子どもの自立を妨げている感覚は多い。子どもも子どもで居心地が良いから自立しようとなかなか動けない。結果的にいつまでも親離れ子離れが出来ないケースがあとを立たない。
居心地が良いと自分を変えられない。新しいことに挑戦しなくなる。必死になれない。色んなことにビビりまくって失敗を恐れる。いざという時に頼りないみたいなヌルい人間の出来上がりである。厳しい事言ってみたが事実じゃないだろうか。どうだろう⁉︎