ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

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学生時代の真面目な優等生が社会人になって伸び悩みやすくなる理由について

ちょいちょいこのブログでも言ってるかも知れないけど何度でも言おうと思う。この世界っていわゆる真面目な優等生にたいして優しくない世界なんですよね。

 

真面目な優等生が評価されるのは学生時代だけ。特に暗記中心の課目で自己完結できるような勉強で点数を稼いでいた子にたいしてはこの先は厳しいかも知れない。

 

現実の社会は暗記だけで乗り越えられるほど楽じゃない。会社の仕事は時には答えのない問題に無理矢理答えを出すことを要求される。はっきり言って答えが最初から用意されてる問いに答えるくらいならまだ簡単なのである。

 

会社に入ったら自己完結で仕事出来るわけじゃない。ほとんどの会社がチームを組まされてその上に上司がいて自分だけで仕事出来るような環境ではない。

 

学校の勉強だけをモーレツに取り組んでれば問題ないと思ってて人とのコミニケーション能力の開発を怠っていた人は思わぬ苦戦を強いられるのではないだろうか。

 

自分の仕事が間に合わないなら人に仕事を振ったりしないといけない。自分で抱えこんでもOKだった学生時代とは違う。黙って黙々と仕事してれば評価されるほど世の中は簡単ではない。部門間を飛び越えて人と仲良く出来た方が有利だし直属の上司と軽くおしゃべり出来た方が目にかけてもらえる確率は高くなる。

 

真面目で優等生で淡々と先生や親と言った目上の言うことを聞いてきたような子に上で書いたような内容が出来るだろうか?出来なくて苦戦する子の方が多いんじゃないだろうか。

 

何より従うことに慣れて自分の意見を殺すことも多かっただろうから自分が出せない。会社で重宝されるのは自分の意見を出せる方が有利である。自分の意見を出せないというのは自分の頭で考えてないという裏返しである。

 

何より従うことに慣れた真面目な優等生が仮に出世したとして…いい顔をしたいから他部署から言われたことの言いなりになったり何も自分で考えなくて決断出来なかったりただ居るだけの人になってしまう可能性がある。それがたまらなくて自分から降格した人もいる。

 

会社ってお金もらっている以上シビアで管理職してても出来ないとわかったらすぐに伝播する。口伝えに色んな部署に広まってとどまることを知らない。噂好きなおばちゃんやら女性パート従業員がどんどん広めていくのだ。出世なんて関係なくて昇給の見込みもない人たちのやることと言ったら人を蹴落として楽しむくらいしかない。

 

学生時代に割とヤンキーだったりノリの軽いお調子モノだった子の方が出世してたりするのが現実だ。真面目な優等生は割を食ってることも少なくない。なんでどうしてと言いたいところだが仕方ないのだ。

 

ヤンキーやノリの軽い子はコミニケーション能力だけは高かったりする。勉強はてんでダメでも運動してたり部活でノリの軽さを学んでいるからおばちゃんウケが良かったり上司や周囲とも打ち解けるのが早かったりする。

 

会社に入ったら勉強なんてほとんど問われない。かと言って必要ないと言ったら嘘になるが要するに勉強だけで乗り越えられる局面が極端に減ってコミニケーションやノリの軽さや自分の頭で考えるというスキルの方が重視される。

 

だからって真面目な優等生できた子がそれをやめてってのも出来ないかも知れない。しかしそれでは社会では評価されないのも事実である。

 

出世とかは諦めてコツコツと上から言われたことだけはやり切って成果を積み重ねてこの子は頼りになるというポジションを取りに行く方がいいのかも知れない。