ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

この前までハードに生きてきたが、ゆるく生きようをモットーに生きてるユルリーマンのブログ。

親になるための免許制の話を聞いて思ったこと

橘玲さんの言ってはいけないって本にちょっとだけ載ってたんだけどね。とある神経犯罪学者が予想した近未来の世界での話として。親になるための免許制って話。

 

今の世の中は子どもを作ったりすることに対しては不可侵というか国や社会は干渉してはならない事になっている。それは人権侵害に当たるとか子育てを自由に出来ない世の中にしてはいけないという昔からの決め事だ。

 

その取り決めは両親が善良な魂を持った善良な市民しか想定してないのも事実だろう。昨今は普通に考えたら親になってはいけないような親が普通に親になってしまい予測出来たような悲劇が繰り広げられている。

 

両親ともに無責任な性行為で勝手に産んでネグレクトを起こしたりあげくには子どもを死なせてしまう。共通してるのは男女ともに無責任でどちらも親としての資格がないのだ。

 

類は友を呼ぶというか無責任な人間は無責任な人間とくっついてしまう。

 

橘玲さんの本の中に書かれた親の免許制には養育のための基礎知識のレクチャーやしつけやサポートの仕方を学んで要するに親が親になるために勉強しろという事だ。これはいいなと思う。

 

そもそも核社会になる前には二世帯で親と同居して親から子育てのノウハウを教えてもらうのも普通な社会があったのだ。親と住まないようになってプツンとそんな伝承も切れてしまったのだが親になるための勉強はどっかでレクチャーされなきゃ不安なのも事実だ。

 

先程あげたような無責任な男女もちゃんとした機関でレクチャーされて親としての免許取得してきちんとしていたらひょっとしたら親としての自覚が芽生えてそんな悲劇も起こらなかったのではないだろうか。

 

勘違いして欲しくないのは親になるのに免許制になって欲しいと推奨してるわけじゃなくて近いうちにそうなるんじゃないかという予測である。親の人権は侵害されてると主張する人もいるだろうが子どもの人権と安全や保護は優先される。

 

どっちを取るかという話になりそうだ。どの道何かを変えるつもりなら誰かが割りを食って誰かが助かるというのが世の常だ。

 

健全な社会を未来に繋いでいくという見方で考えたら子育てや子どもの保護が優先されるのである。今のままでたまに親の行動や無責任で信じられない悲劇が起こりうる危険を孕んだ社会のままがいいか。

 

安全な社会を求める声が高まれば自然にいつかそんな制度が導入されても不思議ではない。そして世界の有識者は僕らの知らないところで社会問題の解決のためにイマも色々考えているのである。