今年も3.11が終わりました。終わって1日経ったかな。僕は関西人なので具体的な被害は無かったけどその年の春は世間的にはめちゃくちゃ沈んだムードだったのを覚えてる。
競馬場も一時期、自粛したんだったのか記憶が定かではないけど。しばらくはコロナ禍の緊急事態宣言に似たような自粛ムードが世間に漂っていたのを覚えている。
僕らがお笑いで楽しむのもライブやコンサート、競馬で楽しむのも命あって必要な物資やインフラがあってこそ楽しめる生活の中の余裕から生まれるんだなと実感した。
あの映像の衝撃は僕の心をも飲み込んだ。僕らが飯食って朝起きて寝て時には人を愛して子どもを作って家族を築いて行って積み重ねてきた事が音も立てずに一瞬の事で何もかも崩れてしまうとなると僕らが築きあげている今はなんなのかと考えさせられる。
とはいえ生きていかざるを得ない。だったら出来る事は一つしかない。どんな瞬間も笑っていよう。どの場面を切り取っても僕はずっと笑っていたい。最期の瞬間がどの場面になるかはわからない。
仲間といる時、家族といる時どの時からはわからないけど僕はどんな場面が最期であっても笑って終わりたい。そんなことを考えている。