例えでだして申し訳ないんだけど昔の日本人って千原せいじさんみたいにガサツで千原せいじさんみたいなんがあちこちにうじゃうじゃいたような感じがするんよね。千原せいじさんをさらに濃縮してガサツ度を増した感じ。
とくに戦後あたりを経験した世代の荒っぽさはすごい。なんか「関係あらへんねんやってしまえ」的ながらっぱちなあの感覚。僕らには決して真似できない。なんやろ、捨て身でなりふり構わず生きてきた故の強さなんだろか。
とにかくムカついたら社会運動を巻き起こしたり国鉄をストライキで業務止めてしまったりしてしまえるほど根性座ってるっつーかエネルギッシュというか。今のJR職員がストライキで業務止めるところなんて想像つかない。
細かいところで言うとたとえば車や電車やデパートや家でタバコをスパスパ吸っていた。だからよく昔はタバコの火の後始末を忘れて寝て火事になって死亡なんてニュースも珍しくなかった。今では考えられない。子供の目の前だろうがスパスパ平気で吸っていた。
それもそうだし体罰も酷かった。大人が平気で子供を殴りにかかってた。教育や愛情の域を超えて殺しにかかってるんちゃうのと見紛うくらい大人がヤバかった😅絶対に感情的になってるよねアレ。お前のためを思ってとか嘘やん。
多分あんなに好き勝手に生きてたからあの頃の日本人の大人は人生楽しかったと思う。デリカシーのカケラもないけど本能のままに好き勝手にやっていて。あそこまで好き勝手出来たら楽しいはず。
だけど社会が成熟するにつれて次第にその感じはどうなのと一個一個検証されるようになって封じられたんだと思う。それは法律の整備だったり社会人としてのモラルだったり風潮だったりで形になって。
今まではスルーされてた事も禁止されたり社会問題化されてガサツで荒っぽい事は許しまへんでとガッチリ固められてすごい住み良い社会に変わりつつあると思う。
その反面、自信とエネルギーに満ち溢れていたガサツだった日本人はナリを潜めてまわりや上の人間に抑えつけられて管理されて自信もエネルギーもあの頃より失いつつある今の人たちを見るとこれはこれでうーむと思ってしまう。
昔の日本人たちのいてまえ精神みたいなんがちょっとくらい残っていてもいいのになと思ったり思わなかったりするのだ。