ゆるゆるサラリーマンのよろずブログ本舗

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ここが変だよ日本の就活。日本の教育は専門家を育てにくい

最近読んだ本に影響されてちょっと思いつく事を記事にしてみようと思う。日本の就活ってやっぱり変だなとつくづく思う。

 

それは御社が第一希望で御社に入るためにうんたらかんたらみたいな化かし合いについてではない。それもそれでどうなんだろうとは思う。特に新卒採用についてかな。変なのは。あとは平均的に5教科の点数良ければヨシとする学校教育について。

 

日本の新卒採用の就活の何が変かについて言おう。たとえば大手の〇〇銀行や〇〇電気に入りたいと就活生のほとんどは考える。とにかく名前が大きい会社なら親も喜ぶし箔がつくみたいな感じで。それはそれで本人が満足ならいい。

 

ところで疑問なんだけど〇〇電気に入ってどこの部署に配属されるか全くわからないよね。そもそも学生時代から〇〇電気に入るためにそれに特化した勉強したわけでもないし〇〇電気で自分の専門性を試すわけでもない。

 

全然学校で習った勉強とリンクしない。ほとんどの人が就活が近くなって唐突に出してきた〇〇電気に入るという願望を出してそれに向けて準備するみたいな。仮に受かって入社するとしよう。

 

それを受けて大手のその〇〇電気も1からその人材を育てるみたいな就活である。何この無駄な動き。学校生活の中でほとんど話題にも出さなかったけど就活になって急に〇〇電気に急接近して。

 

前に厚切りジェイソンさんが語っていた事がある。まだネットで探せば見つかると思う。アメリカでは日本みたいなヌルい就活じゃないらしい。実力主義アメリカである。

 

大学なんかも最初からこんな会社に入るみたいな展望ありきらしい。こんな会社に入ってこんな専門性を発揮したいというビジョンが明らかで就活生もいきなり会社で先輩たちと横並びでスタートさせられるのをわかってるから必死で学ぶらしい。

 

いやあ、すごいよね。日本なら入社して2.3年は半人前みたいな扱いだし多めに見てもらえるけど。アメリカだといきなり一人前とみなされて先輩たちと変わらないくらいの仕事して当たり前だろそのために大学で専門性を学んできたんだろうと見られるのだ。もちろん首切られる事もある。

 

あとは5教科平均至上主義が足を引っ張っているように思う。日本の教育はどれも平均を取る事にこだわっている気がする。秀でてるものは何もないけど平均的に点数取れる凡たる人を育てているような気がしてならない。

 

今の時代に必要なのは多少の欠点を差し引きしてもあまりあるこれだけは負けないみたいな専門性だと思う。日本の教育の在り方も企業の方も専門性を全く意識してない的外れでお互いにリンクしてないボケた事をしてるようにしか思えない。

 

目隠しで矢を放って何発も放てば当たるかもみたいなやり方をしてるようにしか見えない。小学校も中学も高校も大学も普段の勉強を詰め込むのに汲々としている。

 

子どもがどんな職業に就くか考える機会があまりに少ない。子どもも考える時間がなさすぎる。それくらい日々の勉強に追われてる。大学の後半あたりに差し掛かってから将来について考えるのではあまりに遅すぎやしないだろうか。