僕もおっさんではあるんだけどここでのおっさんやおばちゃんは僕よりひとまわり上の団塊の世代が特に多い。もうセミリタイヤしてる人たちを指すけども。
この世代の人は簡単に自分の息子やら娘やら働き盛りの人たちが出世して金持ちになれたり結婚出来ると勘違いしてるというか甘く見ているらしい。
どうやら出世とか結婚ってものは裁量権が全て自分らにあると思っていて望めば手に入るとまでは思わないけどなんとかなると思っているフシがある。
会社からしてみればなんであなたを出世させなきゃいけないのですか?である。会社は僕らが望んでいれば出世させて部長や課長にさせる義務はない。ましてこんな景気が悪くてそんな遊びや冒険してる余裕がある会社などない。
そりゃ実績を積んで上層部の色んな人が太鼓判を押してもらえる人が出世していけるのであって裁量権はこちらにはない。会社に長く在籍してれば出世できるなんて時代ではない。甘く見ないでいただきたい。
同様に結婚も同じである。こちらが好きな人が居ようとも相手が好きでこの人がいいって思ってもらえないなら結婚は不成立である。妥協なんかで誰も結婚したくないし相手がこちらを好きになってもらわなきゃならない義務なんて一切ない。
要するに団塊の世代の時のように時代は追い風ではなくて逆風である。こんなシビアな時代に生きているのだ。イケイケで世の中が浮かれていて全てが上手く運ぶような時代ではないのだ。
バブルが崩壊して全ての価値観が崩れはじめた瓦礫だらけの跡地に僕らは生きているのだ。いつまでそんな甘い幻想を言っているのか。現実を見よである。